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2014/09/04 09:25

インタビュー

[週刊BCN 2014年09月01日付 Vol.1544 掲載]

サイダス 営業本部 清水麻美
自分の会社は人生最大の「クライアント」

  • 取材・文/安藤章司  写真/淺田創

プロフィール

清水 麻美(しみず あさみ)
 1984年、埼玉県生まれ。2004年、東京デザイン専門学校卒業。同年、都内の編集プロダクションに入社。12年、サイダスに入社。コーポレートカラーやプレゼンテーション資料、公式ウェブ、カタログ、各種販促物などのビジュアルデザインを一手に担う。
 ビジュアルデザイナーの清水麻美は、ソフト開発会社のサイダスに「主力商品のタレントマネジメントソフトをバージョンアップするので手伝ってほしい」と声をかけられた。「デザイナーとしての10年近い下積みを生かせるなら」と、同社開発センターのある沖縄に飛ぶ。編集プロダクションやデザイン事務所の経験はあるが、ソフト会社は初めて。上司からは「とにかく使い勝手をよくしてくれ」とのオーダーで、「ソフト開発の素人の自分にとってわかりやすいUI(ユーザーインターフェース)を必死に考えた」。


 清水がデザインに加わった新バージョンは、幸運にも予想を大きく上回るヒット商品になる。顧客からの引き合いが相次ぎ、役員をはじめ営業部門は大忙し。

 しかし、清水はどうしても気にくわないことがあった。会社案内やプレゼンテーション資料、パンフレットの色やデザイン、フォントがみなバラバラ。これでは伝わるものも伝わらなくなる。客先訪問前夜に営業がつくったプレゼン資料を受け取って、清水は翌朝までにつくり直した。色やフォントにサイダスらしさを加え、かつ営業先のコーポレートカラーが赤色だったら赤色のポンチ絵を入れるなどして気を遣った。

 「最初のうちは理解を得られないこともあったが、客先から『いいプレゼンだった』『わかりやすい』と言われてからは社内の空気も変わり始めた」という。会社を挙げてセールスを行うときは、上司に「あさみっ! こりゃどうすればいいんだ」と相談をもちかけられるケースも増えたが、時間がないので移動中の新幹線でデザインしたこともあった。自らの仕事ぶりに、「サイダスは私の人生で最大の“クライアント”だ」と瞳を輝かせる。(文中敬称略)



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