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2015/02/12 09:25

インタビュー

[週刊BCN 2015年02月09日付 Vol.1566 掲載]

ジョイゾー 代表取締役 四宮靖隆
仕事も育児もリアルタイムアジャイル!!

  • 取材・文/畔上文昭  写真/馬場磨貴

プロフィール

四宮 靖隆(しのみや やすたか)
 1976年3月生まれ。東海大学文学部を卒業後、平和情報センター(現富士通エフ・アイ・ピー・システムズ)に入社。インフラ業務を担当し、ネットワークやLinuxに関する基礎知識を得る。2003年にイアスに転職、サイボウズのグループウェアに出会う。10年にジョイゾーを設立。14年にkintoneエバンジェリストに任命される。14年6月にkintoneをベースにした「来店型」「定額」「初回無料」のSIサービス「システム39」をリリース。3児の父。
 「システム開発はしない」。起業時にそう決意した。ITベンダーでインフラ系エンジニアとして腕を磨いてきた四宮靖隆は、横からシステム開発部門の様子をみていた。残業続きで疲弊しているエンジニア、導入したシステムに満足しない顧客。「これでは誰も幸せにならない」。とはいえ、ビジネスプランはなく、何とかなるだろうくらいのアジャイルな起業だった。残念な結果に終わってもおかしくない状況だが、運がよかった。


 起業と同時期にサイボウズがクラウドサービス「cybozu.com」を開始。サイボウズ製品のノウハウをもつ四宮に、オンプレミスのグループウェアからの移行案件が舞い込んでくる。翌年にサイボウズが「kintone」でPaaS市場に参入すると、その使いやすさに「これならありだ」と直感し、やらないはずのシステム開発に取り組む。これが主力事業へと成長してしまう。運はどこに転がっているかわからない。

 ある案件では、kintoneを使い、直前にカフェで作成したプレゼン用のプロトタイプが採用となった。その後は、定例会議の場でシステムを改修し、一週間運用してもらい、次の会議で改修するというサイクルを回している。アジャイルを超えた「リアルタイムアジャイル」の開発手法だ。この経験が、39万円でシステムを構築する「システム39」へとつながっていく。

 今後のテーマは、ワーキングマザーに活躍の場を提供すること。「育児のために仕事を辞めたエンジニアが能力を発揮する場として、システム39が最適」。クラウドだから自宅で作業ができる。自分のペースで開発を進めればいい。

 ジョイゾーの経営理念は「enjoy IT, enjoy LIFE」。そこに疲弊したエンジニアや不満顔の顧客はいない。(文中敬称略)

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