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2016/01/21 09:54

インタビュー

[週刊BCN 2016年01月18日付 Vol.1612 掲載]

日本IBM クラウド事業統括 シニアクラウドアドバイザー エクマン・ラスムス
スピードの違う歯車を壊さずつなぐ

プロフィール

エクマン・ラスムス(Rasmus Ekman)
1983年2月生まれの32歳。スウェーデン出身。地元の大学では計量経済学と日本文学を専攻し、早稲田大学に編入留学。新卒で日本オラクルに入社し、買収製品の国内ビジネス立ち上げに従事。その後、Amazon Web Servicesの日本での事業立ち上げに参画。テクニカルセールスとして、スタートアップから大手まで数百社のクラウドマイグレーションを経験した。2015年、日本IBMに移籍し、現職に。
 一口に欧米といっても、その文化や生活・社会環境は千差万別。スウェーデンから日本に留学し、新卒の学生として日本で就職したエクマン・ラスムスは、「同じ欧州でも、ラテン系の国と比べたら、北欧諸国は勤勉で秩序を重んじる日本の方が文化的に近い」と思っている。


 言語学には少年の頃から高い関心があった。言語こそ、人と人、文化と文化をつなぐインターフェースだと思っていたからだ。NHKのドキュメンタリー番組をみたことをきっかけに日本語に興味をもち、日本に留学し、そのまま就職してしまった。「とくに冬はスウェーデンに帰りたくない。東京の冬は僕にとっては秋のようなものだから」。知れば知るほど居心地がよく、暮らしやすい。

 IT先進国のスウェーデンに生まれ、5歳からパソコンに触っていたこともあり、自分のポテンシャルを発揮できる就職先として、IT業界を選んだ。ただし、ここで国産ベンダーではなく、外資系ベンダーを選んだのがおもしろい。転職先もすべて外資系だ。「ものすごいスピードで出てくる新しい技術の価値を日本の市場に理解してもらえるように働きかけ、日本の社会をもっと便利に快適にしたかった」のが理由だ。

 現在は、APIを介してさまざまなアプリケーションやシステム、デバイスをつないで新たな価値を創出する「APIエコノミー」の伝道師として活躍する。APIエコノミー形成のポイントは、「既存のITシステムとクラウド上の新しいシステム、ひいてはトラディショナルな企業と新興企業というまったく違うスピードの歯車を壊すことなくつなげる技術が必要」だという。そのためのオープンな基盤をもっていることこそが、IBMを選んだ理由でもある。異なるものを“つなぐ”ことに関心を持ち続けてきたエクマンの視点はぶれない。(文中敬称略)

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