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2016/12/07 09:22

インタビュー

[週刊BCN 2016年11月28日付 Vol.1655 掲載]

NTTぷらら サービス本部 ビジネス戦略部ビジネス企画担当 チーフ 澤田真知子
食器にストーリーがあるように

  • 取材・文/畔上文昭  写真/川嶋久人

プロフィール

澤田 真知子(さわだ まちこ)
 石川県能美市出身。石川伝統工芸の九谷焼を扱う実家で育つ。2008年立教大学経済学部を卒業後、NTTコミュニケーションズに入社。10年より現職のNTTぷららに出向し、オンラインショッピングやコミュニティサービスなど、さまざまなITサービスの企画・運営を担当。現在は16年12月中旬にスタートする新規事業の趣味学習サービス「Shummy」(シュミー)の立上げにも携わっている。
 鮮やかな色どりに、それぞれにストーリー。九谷焼といえば、五つの色を使った鮮やかな模様が特徴とされる。「鮮やかな模様だけでなく、食卓も鮮やかに演出するのが九谷焼。料理や季節に合わせた“場づくり”は、食器の役割。九谷焼が主張するだけでなく、使う人のストーリーが、そこに込められている。この文化を広く伝えたい。興味をもってほしい」。澤田真知子は九谷焼の窯元が並ぶ地域で育った。

 NTTコミュニケーションズに入社した澤田は、新規事業の立ち上げ担当者を募っていたNTTぷららへの出向を希望し、現在に至る。「NTTぷららには、新しいことをどんどん立ち上げるというムードがあって、フットワークの軽さが魅力だった」。映像サービスを中心としていた同社で、オンラインショッピング事業の立ち上げにかかわった。当初こそメーカーに相手にされないなど、後発組の苦しみを味わうが、データを使って粘り強く交渉し、現在では約13万点の商品を扱うようになるまで成長した。

 伝統工芸品は、安価な製品に押されるという厳しい状況が続く。九谷焼も例外ではない。「九谷焼が好きな人に支えられて、なんとか成り立っている」と澤田。ただ、新進気鋭の作家による作品が脚光を浴びたことで、百貨店での扱いが増えるなど、九谷焼も時代にあわせて変わりつつある。「伝統工芸品とはいえ、ルールにしばられているわけではない。斬新な絵柄も受け入れる環境にある」。最近では女性の作家が増え、地域のムードが変わってきているという。

 NTTぷららのオンラインショッピングでは、まだ九谷焼を扱っていない。澤田が描くストーリーは、これからが本番だ。(文中敬称略)

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