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2017/01/18 09:39

インタビュー

[週刊BCN 2017年01月09日付 Vol.1660 掲載]

サイバーセキュリティクラウド 代表取締役 大野 暉
競争なしでは生きられない

  • 取材・文/前田幸慧  写真/川嶋久人

プロフィール

大野 暉(おおの ひかる)
 1990年6月、神奈川県横浜市出身。早稲田大学卒業。高校在学中より個人事業主として活動。18歳で環境事業を手がけるユニフェクトを設立。13年に法人向け宅配弁当のスターフェスティバルに入社。16年11月、クラウド型WAFを提供するベンチャー企業のサイバーセキュリティクラウド代表取締役に就任する。

 大野暉は高校在学中の16歳で、メーカーや広告代理店のプロモーションなどを請け負う個人事業主として活動。18歳で、環境事業を手がけるユニフェクトを設立。現在、26歳という若さながら、経営者としての経験は豊富にある。

 もともとは家庭が貧しく、自分で学費を支払うために歩んだ起業家の道。しかしその原点は中学時代にある。出身校である横浜市立東山田中学校の初代校長で、民間公募で採用された本城慎之介。楽天の創業メンバーの一人であり、副社長も務めた人物との出会いだ。一年間、本城と学級副委員長として一緒に過ごす機会があるなかで思った。「彼の言葉がすっと心に入ってくる。なぜこの人の話は聞きたくなるのだろう」と。起業して、楽天を大規模に育て上げた人生経験がそうさせるのか。そう考えたとき、起業も人生の選択肢として潜在意識に根付くようになった。

 ユニフェクトでは、創業から2年で月1000万円以上の営業利益を出すまでに成長させた。しかし、ふと思う。「この会社が楽天みたいになれるのか」。事業に限界を感じ、「大きい会社のつくり方を学びたい」と、スターフェスティバルに入社。100人以上の部下を従えたり、同社の段違いな意思決定、成長のスピード感に刺激を受けた。そして昨年10月、サイバーセキュリティクラウドの代表取締役に就任。同社で目指すのは、クラウド型WAF市場でトップシェアを獲ること。そして上場し、社会的なプレゼンスを高めることだ。

 実は大野は、少年時代に空手で全国優勝の経験をもつアスリートでもある。「何かと競争していないと生きていられないタイプ。負けたくない。そのために常に努力する」と自己を評する。空手で培った競争心で、会社を大きな成長へと導いていく。(文中敬称略)

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