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2017/03/29 09:23

インタビュー

[週刊BCN 2017年03月20日付 Vol.1670 掲載]

GMOクラウド パートナービジネス推進グループ チーフ 西木有理
プレゼンはリズム&ブルース

  • 取材・文/安藤章司  写真/川嶋久人

プロフィール

西木 有理(にしき ゆうすけ)
 1984年、東京都八王子市生まれ。4歳から空手を習う。18歳頃から音楽を始め、09年までインディーズとして活動。09年、GMOクラウドに就職。パートナービジネスを担当。
 4歳から空手を習い、高校を卒業する頃に「AOR」と呼ばれる音楽ジャンルに陶酔。バイトをして買ったギターで、「スティーヴィー・ワンダーをJPOP風にしたような曲」をつくり、インディーズ活動を本格化していった。

 しかし、当初から決めていた「25歳」までに芽が出なかったことから、音楽活動は中断。GMOクラウドに営業として採用してもらうものの、営業の「え」の字も分からない状況で、成績は伸び悩む。見るに見かねた先輩が「営業ってさ、おまえが考えるよりずっと論理的。プレゼンひとつとっても起承転結がしっかりして、伝えたいことが伝えられなければ注文なんてとれない」と、アドバイスしてくれた。

 そのとき、西木有理はハッと我に返る。基礎が大切なのは、幼い頃からずっと続けてきた空手と同じ。論理的なのは作曲で嫌というほど学んだ。そして「自分が想う相手に伝えるのは、音楽で一番やりたかったことじゃないか」と。

 5年ほどかけて営業の基礎を身につけてからは成績がぐっと伸び始めた。忍耐強く反復して基本動作を身につけるのは空手で培ってきたことだし、ときに静かに、ときに情熱的に訴えかける西木流のプレゼンは、「愛しか歌えない身体になっていた」という音楽での経験が生きている。

 今の仕事につくまで「ずいぶん遠回りをした」と思ったこともあった。だが、「顧客が、音楽に熱中していた頃のライブハウスの観客と重なって見える」ようになってからは、「人生では何ひとつ無駄なことはない」と、確信を持っていえるようになったと笑顔で話す。(敬称略)

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