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2017/04/05 09:20

インタビュー

[週刊BCN 2017年03月27日付 Vol.1671 掲載]

キヤノン(中国)商務影像方案本部 直販営業部 日系セールスサポートチーム 副主任ハリケーン 大島
会っていない人にも自分を売り込む

  • 取材・文/上海支局 真鍋 武  写真/長舟真人

プロフィール

ハリケーン 大島(ハリケーン おおしま)
大阪府出身。高校を卒業後、中国・上海に渡り、漢語進修生として華東師範大学国際教育中心に進学。修了後、日系メーカー、印刷会社を経て2008年にキヤノン(中国)に入社。以来、一貫して商務影像方案本部の直販営業部に従事している。
 驚きの名刺で、会っていない人にも自分を売り込む人物がいる──。うわさには聞いていたが、実際に名刺を受けとると、改めてびっくりする。「ハリケーン 大島」。インパクトある名前を起点に、会話が弾む。

 中国の日系IT関係者の間で、「ハリケーン」の知名度は高い。「キヤノン(中国)にユニークな女性がいるらしい」と巷でのうわさは伝搬し、彼女の話題で盛り上がることもしばしば。宣伝効果は抜群だ。名前をみて、この記事を読み始めたのだとしたら、あなたはまんまと彼女の策略にはまっている。

 名付け親は、同社の小澤秀樹社長。「大島は、ハリケーンっぽい」の一声だった。2011年、キヤノン(中国)は現地媒体に広告を出稿。独自性を演出するため、問い合わせ先担当だった大島をニックネームで紹介したことが由来だ。

 自身では、「人を巻き込んで仕事をするスタイルだから」と、「ハリケーン」の意味を解釈している。大島の持論は、仕事は一人で成し遂げることができないというもの。だから、とにかく大勢の関係者を巻き込んで案件を進める。コミュニケーションは直接対面を重視。「顔を知らない人に協力してくれる人はいない」と断言する。キヤノン(中国)には大島を知らない社員はいない。

 すでに中国に来て15年。高校卒業後、厳格な父親からの進言を受け、「拒否することができず、泣きながら上海にきた」というが、今では上司も絶大な信頼を寄せる存在に成長した。日系直販営業の後方支援を統括する立場となった現在、大島は自身の経験やノウハウを他社員に伝授することを使命としている。

 ところで、実際に会ってみると、本名をたずねずにはいられなかった。教えてくれたのだが、本紙での紹介にはNG回答。「お会いする際に、私まで直接お問い合わせください」とのことだ。なかなかのやり手である。(文中敬称略)

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