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2011/07/21 09:11

インタビュー

[週刊BCN 2011年07月18日付 Vol.1391 掲載]

ベンチャー論の先生――早稲田大学ビジネススクール 松田修一 教授

SIJテクノロジ 増田一之 社長
→早稲田大学ビジネススクール 松田修一 教授

 銀行マンとしてのキャリアに終止符を打ち、ベンチャー企業の経営に専念した増田一之氏(現・SIJテクノロジ社長)。増田氏は、数社のベンチャー企業を起こして、実業家としての経験を積んできた過程で、「ベンチャー経営をアカデミックに極めたい」と考えた。そこで、早稲田大学のビジネススクールに入学して、日本におけるベンチャー論の第一人者である松田修一教授のもとで、「ハイテックベンチャーと創業支援型キャピタル」について研究を進めた。

 増田氏は、「松田先生は立派な学者で、会社経営についても豊富な経験をもっている。理論だけでなく、実践にも長けている方だ。物ごとをシステマチックに捉えることに関して、松田先生の指導は大変に勉強になった」と語る。

 ちなみに、増田氏と松田教授との出会いをアレンジしたのは、前々回ここで登場していただいた、コンパック日本法人・初代社長の村井勝氏だ。村井氏と松田教授は、知的職業に携わる人はドクター(博士号)を取得するべきという点で意見が一致しており、「村井さんの紹介で、増田さんが私の研究室にみえた」(松田教授)と振り返る。

 社会人向け博士コースで指導を受ける学生は、平均年齢が45歳前後。多様な分野でベンチャー経営の経験を培ってきており、「その道のプロフェッショナルたち」(松田教授)だという。松田教授はこれまで14人の社会人学生をドクターに導き、「彼らのほとんどが、博士号を取得後、大学のビジネススクールで専任講師を務めるようになった。ただ一人、大学で教えるかたわらベンチャーを続けているのが、増田さん」と、増田氏のベンチャー経営に向ける熱い思いに舌を巻く。(ゼンフ ミシャ)


●(まつだ・しゅういち)氏の略歴
1943年生まれ。73年、監査法人サンワ事務所(現・トーマツ)に入所し、ベンチャーキャピタルの成長支援などに携わる。早稲田大学アジア太平洋研究センター所長などを経て、2007年、早稲田大学大学院商学研究科の教授に就任。会計学、経営監査論、ベンチャー企業成長論を専門分野とする。増田氏について「ファイナンスを深く理解している人」と評する。

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