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2009/03/09 11:00

インタビュー

[週刊BCN 2009年03月09日付 Vol.1275 掲載]

<人に人脈あり>8.先輩経営者をお手本に
ALBERT社長 上村崇氏(バーチャレクス・コンサルティング社長 丸山栄樹氏を評して)

推薦理由

バーチャレクス・コンサルティング社長 丸山栄樹氏
あるITベンチャーイベントで挨拶したのがきっかけ。上村崇社長が、丸山栄樹社長も勤務していたアクセンチュア出身だったことから親密に。「若いのに、顧客を真剣かつ真面目に考えている姿勢は素晴らしい」と評価している。
 ソフト開発のALBERT(アルベルト)は、起業4年目のベンチャー企業だ。ネット通販などで商品を推薦するレコメンドエンジンを専門とする。創業者の上村崇社長は1979年生まれ、今年30歳と若い。年配の経営者からは、「未熟者と見られて相手にされないこともあったが、一方で、かわいがられることもあった」と、若い経営者のメリットとデメリットの両方を味わう。

 起業したときは20代半ば。「とにかく手本となる経営者を探す」ところから始めた。学校を出てからの一時期、アクセンチュアに勤めていたこともあり、そのOBのつながりで辿り着いた先輩が、バーチャレクス・コンサルティングの丸山栄樹社長とヘルスケア関連のネット通販・ケンコーコムの後藤玄利社長だった。アクセンチュア(前身のアンダーセンコンサルティングを含む)で活躍し、その後起業した経緯が共通項である。

 丸山社長と知り合ったのは、ALBERTを起業した05年。以来、業態こそ違うものの、さまざまな局面で、「経営手法や哲学を学ばせてもらった」という。例えば、社員のモチベーションを高める施策や経営者としてのモラル、社会貢献など先輩経営者を手本にすべきところは多い。

 ITバブル期のベンチャー企業は、とにかく株式を公開して大金を手にするところがクローズアップされた。だが、そうした「カネだけの経営は、もはや通用しない」と、先輩経営者から教えられた。大切なのは、私利私欲に走らず顧客や社員、株主、取引先などすべてのステークホルダーがバランスよく利益を享受できる“社会の公器”としての役割をまっとうすることだ、と。

 ALBERTが専念するレコメンド分野はウェブ検索と並んで需要が高い領域だが、有力なプレーヤーはまだ少ない。伸びる余地は十分にある。シェアを獲ればグーグルのような高収益モデルを構築できる。よい商材づくりは顧客の要望を満たし、ビジネスの拡大につながる。将来的には株式公開を果たし、株主への利益還元に努める。こうした社会的役割を担う舵取りをすることが「経営者の仕事」。とはいえ、言うは易くで理想通りにやるのは難しい。同じ志を持つ人のつながりや出会いを「大切にしていきたい」と話す。(安藤章司)

このコーナーでは、リレー方式により、人と人のつながりを追っていきます。


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