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2009/04/13 11:00

インタビュー

[週刊BCN 2009年04月13日付 Vol.1280 掲載]

<人に人脈あり>13.真面目で誠実、ビジネス協業も
ビートレンド社長 井上英昭氏(ヴィジョネア社長 内古閑宏氏を評して)

推薦理由

ヴィジョネア社長 内古閑宏氏
ヴィジョネアの内古閑宏社長は、ビートレンドの井上英昭社長を「営業の達人」と評する。多くのベンチャー企業にとってコストのかかる営業は苦労する分野。研究開発型のヴィジョネアも、その営業手腕に「学ぶところが大きい」と話す。
 モバイル関連事業を展開するビートレンドの井上英昭社長と、DVDなどデジタルメディアの技術開発および販売業務などを手がけるヴィジョネアの内古閑宏社長の出会いは昨年秋。ロフトワークの林千晶代表取締役が引き合わせてくれた。「両社を組み合わせたら、なんだか分からないけれど面白いものが生まれるかもしれない」と言われたのがきっかけだ。

 最初は商品やサービスの紹介に始まったが、ランチなどを共にして話し合いを重ねるうちに、「例えばDVDを見る時に携帯を使った課金システムを組み合わせる、もしくは販売促進ツールを開発する…などとビジネスの話が広がっていった」と話す。井上社長は内古閑社長の人柄を「真面目で誠実な人」と評価する。

 ビートレンドでは、日々忙しく働く従業員が研鑽する場を設けている。週1回30分、朝会に外部の業界関係者を招いて、自由に講義をしてもらっているのだ。「向井さん(シーエー・モバイルの向井克成執行役員)に来ていただいた時には、向井さんが無類のコーヒーフリークだったので『コーヒーをいかにおいしく飲むか』で30分間話してくれた」と笑う。内古閑社長は、「『DVDでメディアが変わる』という自社の事業に関係する話を真剣に話してくれた。非常に面白かった」と評価する。

 井上社長はモバイル・ECサイト業界関係者の懇親会「13日の金曜日の会」を主催している一人で、会発足のきっかけを作った人物でもある。彼が、通販業界誌の記事を書く目的で、あるEC関連企業の社長を取材をした際「2人で飲みましょう」と約束した。この日が6月13日の金曜日だった。そこから一緒に飲みたいという人がどんどん増え、いまや60人に膨れ上がっている。「この間は、おいしいスペイン料理の店を予約したけれど、人数が多くて入りきらず、泣く泣くキャンセルした」とくやしがる。同会には、これまで本欄に登場したシーエー・モバイルの向井執行役員、ロフトワークの林代表取締役、ヴィジョネアの内古閑社長も参加している。

 現在、具体的なビジネス創出に向け、話し合いを続けているところだ。「DVDと携帯を使った面白いサービスを、まずは有名な会社に向けて導入し、事例を作ったうえで、発表したい」そうだ。(鍋島蓉子)

このコーナーでは、リレー方式により、人と人のつながりを追っていきます。


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