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2009/05/04 11:00

インタビュー

[週刊BCN 2009年05月04日付 Vol.1283 掲載]

<人に人脈あり>16.ストック型経営で意見が一致
Jストリーム 会長兼社長 白石清氏(エル・カミノ・リアル 社長 木寺祥友氏を評して)

推薦理由

エル・カミノ・リアル 社長 木寺祥友氏
エル・カミノ・リアルにJストリームが出資したことが二人の出会いのきっかけ。Jストリームが株主になったことで、白石清会長兼社長とかなりの時間話し、「経営戦略について数多くのことを学んだ」という。
 インターネット・ストリーム(動画)配信の老舗・Jストリームは2007年、ソフト開発のエル・カミノ・リアルに一部出資する形での業務提携を行った。以来、エル・カミノ・リアルの木寺祥友社長との活発な交流が続いている。会うときはもっぱら仕事の話が多いが、インターネットでビジネスを展開している経営者同士、「積極的な意見交換をしている」(Jストリームの白石清会長兼社長)そうだ。

 エル・カミノ・リアルの木寺社長と、「ネットビジネスで大切なのは安定的な収益をどう確保するのか」(白石社長)というテーマで話し合ったことがある。つまり、一過性のプロジェクトやソフト開発だけに売り上げを依存するのではなく、絶対額は小さくても毎月安定的に売り上げを立てられるサービス型の商材を増やすことが重要である、と。サービスの損益分岐点を超えるユーザーを集められれば、「ストック型ビジネスが成り立ち、経営の安定化に役立つ」(同)と、白石社長は説く。これについて、木寺社長は、「経営戦略について数多くのことを学んだ」と、Jストリームのビジネススタイルから少なからぬ刺激を受けたようだ。

 Jストリームのサービスは、顧客企業の商品宣伝やIR、コンテンツプロバイダの映像配信などに活用されている。近年ではYouTubeなど動画投稿サイトのヒットでコンシューマ層でも動画コンテンツが当たり前になってきたが、これに触発される形で企業の動画広告やコンテンツプロバイダによるネット配信の需要はさらに増加。世界同時不況で一時的な逆風はあるものの、潜在的な引き合いの強さには十分な手応えを感じている。

 今、白石社長が着目しているのは、ストリーム配信のより一層の多様化である。携帯電話やゲーム機、街中に掲示されるデジタルサイネージ(電子掲示板)などさまざまなデバイスへの動画コンテンツの配信がより広まる。デバイスによって動画の視聴方法はさまざまであり、とくに携帯電話の場合は「パソコンよりも積極的に情報をプッシュしていく」(白石社長)必要がある。エル・カミノ・リアルは、情報をプッシュするRSSやリッチインタフェースのFlash技術に長けており、今後ともこうした分野での連携を強化。両社のビジネス拡大につなげていく。(安藤章司)

このコーナーでは、リレー方式により、人と人のつながりを追っていきます。


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