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2009/06/29 11:00

インタビュー

[週刊BCN 2009年06月29日付 Vol.1290 掲載]

<人に人脈あり>22.業界活性化を見据える同志
コーレル 社長 堺和夫氏(BCN 専務 吉若徹氏を評して)

推薦理由

BCN 専務 吉若徹氏
日本AMDに招かれ、国内PC市場の勉強会の講師を務めたのが堺和夫社長との出会い。日本AMD社長の傍ら、アジア地区担当副社長としてアジア・オセアニア地区を飛び回っておられた氏に教えられたことは多い。
 パソコンが、市場として形成される黎明期。コンピュータ関連のマーケットを広げるために、これからは外見だけでなく中身もアピールしていかなければならない──というのは、CPUメーカーの日本AMDが考えていたことだ。そこで、勉強会を開催。「国内パソコン市場を把握するため、コンピュータ・ニュース社(現・BCN)の吉若徹さんを講師として呼んだ。これを機に、いかにして業界を活性化すべきかを話し合うようになった」と、当時、日本AMD社長だった堺和夫氏は振り返る。

 二人に共通するのは、「明るい未来を創造するために、先を見据えて企画や仕掛けを工夫しなければならない」と、常に考えていることだった。仕事の一環として情報交換したのはもちろんのこと、飲み屋でもしばしば語り合ったという。「吉若さんは真面目で、どんなことにも真剣に取り組んでくれる」。業界の活性化を目指す同志だからこそ、「信頼をおける関係になった」。今でも、気軽に連絡を取り合う仲だ。

 堺氏は、日本テキサス・インスツルメンツを経て、日本AMDで営業本部長、副社長、社長を歴任し、会長職も務めた。長きに渡って半導体関連に携わった後、畑違いのソフトウェア業界に転身を果たす。マイクロソフトで執行役として同社の3か年計画を推進したほか、コンシューマ向けWindows関連製品の責任者として手腕を振るう。そして、今はコーレル社長という立場にある。「当社は小さな会社だが、大きなポテンシャルを秘めている」。企業規模が小さいだけに、小回りがきく。ユーザーの声を反映した製品を市場投入するといった強みがある。「仕事や遊びの楽しさを提供することが使命」と肝に銘じている。

 これまでの経験は、「すべてが勉強になっている」と、旺盛な向上心で一段と自身に磨きをかける。「スタッフの平均年齢が比較的若い」ため、社長という立場にありながら、社員と一緒に現場の第一線で戦う。「今の自分がいるのは、人とのつながりがあったこそ」という。気の置けない人脈をもつことの大切さを噛み締めながら、業界のさらなる活性化を図ろうとする姿は、昔と変わらない。(佐相彰彦)

このコーナーでは、リレー方式により、人と人のつながりを追っていきます。


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