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2009/07/20 11:00

インタビュー

[週刊BCN 2009年07月20日付 Vol.1293 掲載]

<人に人脈あり>25.家族ぐるみのつき合い
リコー専務執行役員 松本正幸氏(大塚商会社長 大塚裕司氏を評して)

推薦理由

大塚商会社長 大塚裕司氏
大塚裕司氏は、松本正幸氏とは「絆が固い」という。「いろいろなことで安心感を与えてくれる」と評価。だから、「“サシ”で飲みに行くことも多い」。酒席では、「松本さんとフラダンスを踊ったのが印象的だった」のだとか。
 今から27年前の1982年に遡る。松本正幸氏がリコーで営業に携わっており、大塚裕司氏が大塚商会の「アルファランド」の店長を務めていた頃の話だ。「創業者の息子さんが最前線で頑張っている」と松本氏は大いに感心した。

 それ以前にも、裕司氏がリコーに勤務していたこともあり、見かけたことがあったが、じっくりと話したことがなかった。ある時、飲み会があり、「1次会が終わり、私から裕司さんに『2次会に行こう』と誘った」そうだ。飲んで話をしているうちに、最前線で働く者同士の心意気が伝わった。「非常に芯が強い」。2代目として社長を継ぐ意志が強かったからといえよう。将来は、大塚商会できっと優れたリーダーシップを発揮するだろうと感じた。その飲み会では「ハワイアンの店だったから、一緒にフラダンスを踊ったこともよく覚えている。あの頃から、裕司さんは音楽のセンスがよかった」と笑う。

 今は社長を務める裕司氏を「知将であり、名将だ」と評する。実際、裕司氏の社長就任から大塚商会は一段と成長したといえよう。しかも、「情が深いからこそ、社員がついてきているのではないか」とみている。

 家族ぐるみのつき合いでもある。裕司氏と松本氏の子息は、大学時代は先輩と後輩の関係だった。そんなことから、裕司氏のことを子息から聞いたこともしばしば。裕司氏は筋の通った良い先輩だったそうだ。今でも時折、家族ぐるみで会ったりする。

 リコーは複写機のメーカー、大塚商会は複写機の販社だが、「事業パートナーの関係と位置づけている」という。なかでも、サポートサービスで、「トータル・ワンストップの仕組みを構築していく」。大塚商会との協業で実現したい考えだ。今、国内プリンタ市場は厳しい状況。両社とも、「顧客目線」を重視してビジネスを手がけている。パートナーシップを一段と深め、顧客ニーズに適した新しいサービスとして、どのようなものが生まれるのか。大いに期待したい。(佐相彰彦)


次回は
 マイクロソフト執行役専務  窪田大介氏

このコーナーでは、リレー方式により、人と人のつながりを追っていきます。


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