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2009/10/06 17:09

インタビュー

[週刊BCN 2009年10月05日付 Vol.1303 掲載]

<人に人脈あり>35.バランス感覚が同じ
クララオンライン社長 家本賢太郎氏(GENOVA社長 平瀬智樹氏を評して)

推薦理由

GENOVA社長 平瀬智樹氏

自分より若いにもかかわらず経営者としてのキャリアが長く、貫禄を感じる。「一度は会ってみたい」と思っていた時に、取引の機会が生まれた。イメージ通り物腰が柔らかい人。
 3年ほど前ことだ。GENOVAが主力事業のブログをベースとした法人向けウェブサイト構築サービスを提供していた時に、「落ちないサーバー」を求めてホスティング事業を手がけるクララオンラインに話を持ちかけてきた。GENOVA社長の平瀬智樹氏が、クララオンライン社長の家本賢太郎氏に一度会いたいと考えていたことが背景にある。家本氏の人物像に惹かれるものがあったのだ。

 家本氏は、現在28歳。15歳で同社を設立し、経営者として13年と、ほかのベンチャー経営者と比べればキャリアが長いといえるだろう。しかも、波乱の人生を歩んでいる。野球選手を目指していた14歳の時に脳腫瘍を摘出。その後、車椅子の生活が続く。夢を閉ざされ、入退院の繰り返しで学校に行くのもおろそかになった少年は、会社を設立することを決意する。しかし、会社を成長させようと懸命になっていた99年、医師から「生涯車椅子」と宣告された。ところが、奇跡的に両足の運動神経が回復したのである。

 車椅子なしでの生活が可能になった頃から、クララオンラインも成長軌道に乗る。会社設立から7年が経過していた。「その前は、方向性が定まっていなかった。さまざまな事業着手を試みた」と家本氏は振り返る。実際、成長路線を敷けずに社員を解雇する決断をした場面もあったようだ。そのなかで残ったのが、ホスティング事業なのである。

 クララオンラインとGENOVAが取引するようになったのは、単に平瀬氏が経営者として家本氏に感銘を受けていたことだけが理由ではない。クララオンラインのホスティングに対する顧客志向の部分に安心感を抱いたからという。これは、家本氏のさまざまな経験が良い形になって現れているからといえるだろう。一方、家本氏は「GENOVAさんは営業面が強く、ブログをビジネスとして手がける基盤をもつなど技術面も優れている」と、営業と技術の双方を評価する。

 クララオンラインも、「ホスティングは技術とイメージされがちだが、営業に力を入れている」。バランス感覚が同じであることが意気投合する理由でもあるようだ。その二人は、1年に数回はプライベートでも会うという間柄である。(佐相彰彦)

次回は サムスル社長  渡邉裕晃氏

このコーナーでは、リレー方式により、人と人のつながりを追っていきます。


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