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2009/10/22 11:07

インタビュー

[週刊BCN 2009年10月19日付 Vol.1305 掲載]

<人に人脈あり>37.アンテナの張り方に脱帽
オウケイウェイヴ社長 兼元謙任氏(サムスル社長 渡邉裕晃氏を評して)

推薦理由

サムスル社長 渡邉裕晃氏
兼元さんが創業したばかりの頃からつき合っている。その時からアイデアマンで感銘を受けた。当社のビジネスモデルにも助言してくれたり、いろいろな面で支援してくれた。また、礼儀正しく潔いところは人間として学びたい部分だ。
 兼元謙任氏がオウケイウェイヴを立ち上げた10年ほど前。渡邉裕晃氏もサムスルを創業したばかりで、会社を軌道に乗せることに必死になっていた。ベンチャー企業の経営者である両者は、お互いの会社が成長することを願っていた。その時の様子を渡邉氏は「まるで自分の会社のことのように心配してくれる。本当にいろいろなアドバイスをもらった」と振り返る。一方、兼元氏は「なんてインターネットに詳しい人なんだというのが第一印象。アンテナの張り方に脱帽した」と渡邉氏を高く評価している。お互いが認め合い、相手の尊敬する部分をよい意味で盗む。そして、サムスルとオウケイウェイヴの今があるのだ。

 「『いつでも、どこでも』コミュニケーションが図れて、しかも人と人のつながりを活発にする」という、インターネットの特性を生かしているのがオウケイウェイヴのビジネスモデル。Q&A形式のコミュニケーションサイト「OKWave」は1か月平均で7億ページビュー、ユニークユーザーが4000万人を超える。収益を生むビジネスは、FAQ作成管理ツール「OKWave Quick-A」や情報活性化ツール「OKWave ASK-OK」、CGMツール「OKWave QA Partner」など。ユーザー企業は350社以上に達した。「サービスの多くは初めから考えていたものではなかった。『OKWave』の会員からのアドバイスで実現した」という。インターネットの双方向性を活用し、ビジネスモデルを磨き上げてきたわけだ。

 インターネットに着目したのは、「国境の壁を越えるから」。コミュニケーションサイトを立ち上げたのは、「世界平和などに向けた自分の役割を話し合える場がなかったから」だそうだ。Q&A形式にしたのは、「一方的に話すより、質問を投げかけるほうが相手の真意が分かるから」。「OKWave」を通じて人と人をつなげることが最大の目的という。

 オンライン上でもオフライン上でも人との出会いを大切にし、一期一会のつもりで接する。渡邉氏とは創業時だったからこそ、「私と会ってくれて、とても感謝している」と、今では深いつき合いになったそうだ。(佐相彰彦)

次回は ソニー・デジタルエンタテインメント・サービス社長  福田淳氏

このコーナーでは、リレー方式により、人と人のつながりを追っていきます。


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