ページの先頭です。

2009/10/29 11:54

インタビュー

[週刊BCN 2009年10月26日付 Vol.1306 掲載]

<人に人脈あり>38.切り口は異なれど方向は同じ
ソニー・デジタルエンタテインメント・サービス社長 福田淳氏(オウケイウェイヴ社長 兼元謙任氏を評して)

推薦理由

オウケイウェイヴ社長 兼元謙任氏

福田淳氏について、兼元謙任氏は「アイデアを豊富にもっている人」(兼元謙任氏)という印象を抱いている。また、「福田さんが当社の歌を作ってくれた。とても感謝している」のだとか。「将来的には共同で何か手がけたい」との考えもあるようだ。
 幼い頃から人を喜ばせることが好きだったソニー・デジタルエンタテインメント・サービス社長の福田淳氏。エンタテインメント業界に進んで20年、ソニー・ピクチャーズエンタテインメントなどを経て、2007年に携帯電話向けコンテンツ制作を主とするソニー・デジタルを立ち上げた。この連載で紹介を受けたオウケイウェイヴ社長の兼元謙任氏との出会いは、同氏の2005年の著書『グーグルを超える日 オーケイウェヴの挑戦』(ソフトバンククリエイティブ)を書店で手にしたことがきっかけだった。

 オウケイウェイヴは、Q&Aコミュニティを世に広め、株式上場を果たした有力ネット企業。Q&A系コミュニティがネット上の一大勢力になっており、「どんな人なのだろう」と、最初は興味本位。だが、読み進めていくうちに共感、感動へと変わった。

 経営者として、エンタメ業界のプロとして成功するには、まずその道の一流の専門家に会うことを信条としている福田氏は、読み終えてすぐ兼元氏に面会を申し入れた。快く時間を取ってくれた兼元氏に会ってみると、「人々の営みの本質は、Q&Aのなかにある」という。なるほど、世界的“ベストセラー”の「論語」も師と弟子のQ&A方式だ。しかも、「兼元さんは、Q&Aに答える人のほうが、実は質問して回答された人より満足度が高い、という法則を確立していた」と舌を巻く。Q&Aコミュニティに触れれば、問う側と答える側の双方が満たされ、参加する人がさらに増える。エンタテインメントで人を喜ばせたいという福田氏の信念とも「切り口は異なるが、目指す方向は同じ」。以来、二人の親交は続いてきた。

 余談だが、Q&Aで人を幸せにする法則を見つけるヒントの一つになったのは、ハリウッド名作SF映画のパロディ版とのこと。福田氏は長らくハリウッド映画に関わっていたこともあって、大いに盛り上がった。夕食をともにすると、エンタテインメントの話に興じながらも、一方で兼元氏は世界の貧困や戦争をQ&Aでなくしたいと真剣に考えている様子がうかがえた。福田氏もエンタメの切り口で社会の世の中をよりよく、より楽しくしようという「若い頃からの思いを再確認できる」時間でもあるという。(安藤章司)

次回は サクセスネットワークス社長  北村勝利氏

このコーナーでは、リレー方式により、人と人のつながりを追っていきます。


■おすすめの関連記事




PR

週刊BCN購読のお申し込みはこちら

Bizline会員サービス(無料)のご案内 新規会員登録はこちら

 

PR










ITジュニアの広場

「ITセミナー・イベント」コーナーで注目商品・サービスなどのセミナーを一挙公開!

過去の掲載記事一覧

ITビジネス情報紙「週刊BCN」

ITビジネス情報誌「週刊BCN」
2016年05月23日付 vol.1629
ICTが導く教育の現在と未来 大手ITベンダーのビジネスからみる

2016年05月23日付 vol.1629 ICTが導く教育の現在と未来 大手ITベンダーのビジネスからみる

「週刊BCN」購読お申し込み
BCN Bizline ITを売るパートナービジネスの創造を

「BCN Bizline」は、株式会社BCNが保有する登録商標です。(商標登録番号第5388735号)