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2009/12/17 10:00

インタビュー

[週刊BCN 2009年12月14日付 Vol.1313 掲載]

<人に人脈あり>45.何でも話せる友人
日本インフォア グローバル・ソリューションズ マーケティング本部長 八田朝子氏(アドビシステムズ 伊藤かつら氏を評して)

推薦理由

アドビシステムズ ディレクター マーケティング本部長 伊藤かつら氏
私がWebSphereの事業部長を務めていた時期に、競合製品のWebLogicを販売していた日本BEAシステムズとコンペでぶつかることが多かった。日本BEAの広報担当だった八田朝子さんに話しかけたのがきっかけで仲良くなった。
 日本インフォア・グローバル・ソリューションズのマーケティング本部長、八田朝子氏がアドビシステムズのディレクター マーケティング本部長の伊藤かつら氏に出会ったのは、7~8年ほど前にさかのぼる。当時、日本国内では外資の大手ベンダーを筆頭に、J2EEアプリケーションサーバーが続々と登場。Java、J2EEという技術がまだ国内で浸透していなかったため、競合同士がそれぞれのエバンジェリストを招き、パネルディスカッションやセミナーを通じて市場に訴求していた。

 そのさなか、日本BEAシステムズ(現日本オラクル)で広報担当だった八田氏は競合の日本IBMでWebSphereの事業部長を務めていた伊藤氏に出会った。八田氏は当時、「伊藤さんはWebSphereの戦略立案などを手がけ、尊敬の念を抱いていた遠い存在だった」と振り返る。

 伊藤氏がアドビシステムズに転職した2005年、マーケティング担当者などを集めた年末の忘年会に誘われたことがきっかけで親密な仲になった。「その頃、アジア太平洋地区の責任者だったギャレット・イルグさん(日本BEA元社長、現SAP社長)がアドビの社長に就任することが、内々で決まっていた。尊敬していた上司だったので、その話で盛り上がったのが縁」だそうだ。二人ともポルトガル料理が好きなことがわかり、年明けに互いの同僚を連れて4人で飲んだのを機に、伊藤氏は八田氏にとって遠い存在から一転、身近な存在へと変わった。「伊藤さんは、アドビのマーケティングのトップとして、仕事の話になると厳しい面もあるけれど、気さくだし、豊富な知識をもっていて、自分との共通点を見つけることができた」と評する。

 今は仕事上での接点はないが、「何となく会いたい」と思うタイミングで顔を合わせ、マーケティングの手法や業界の動き、趣味、グルメと、さまざまな話に花を咲かせる。「普段、仕事ではお互いに試行錯誤を繰り返しているので、会うとやりがいや達成感を共有できる。刺激も受けるし、ほっとする気持ちで満たされる」。エネルギーをもらい、再び会うことを約束する。八田氏にとって、何でも話せる大事な友人。「おいしいお店を見つけて、ワインを飲みましょう」というのが、伊藤氏へのメッセージだ。(鍋島蓉子)

次回は セレブレイン 代表取締役副社長  高橋敦子氏

このコーナーでは、リレー方式により、人と人のつながりを追っていきます。


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