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2010/03/25 10:37

インタビュー

[週刊BCN 2010年03月22日付 Vol.1326 掲載]

<人に人脈あり>58.エレガンスさを高め合う
日本IBM クラウド事業企画 マーケティング&ストラテジー担当 大村佳也子氏(ビュルガーコンサルティング シニア・コンサルタント 田中いづみ氏を評して)

推薦理由

ビュルガーコンサルティング シニア・コンサルタント 田中いづみ氏
「鉄鋼業という伝統的な日本の職場で、女性の活用を周囲に認めさせた文字通り“鉄の女”。プロセス系の製造業に精通。一方、家庭では、夫にも家事や育児に参加してもらう努力を怠らない」と、田中氏は推薦理由を話す。
 日本IBMクラウド事業企画マーケティング&ストラテジー担当の大村佳也子氏が、ビュルガーコンサルティングシニア・コンサルタントの田中いづみ氏と知り合ったのは、2001年、日本IBMに入社してからのことだ。田中氏が日本IBMから現職に転職したのは09年3月。それまでは、同社における女性コンサルタントのコミュニティなどで交流が深かった間柄である。

 大村氏は、神戸大学大学院でシステム工学を専攻したのち神戸製鋼所に入社。生産技術の研究に従事する。当時、女性総合職はまだ珍しく、神戸製鋼の女性総合職の第1期生としての入社だった。その後も“結婚後も仕事を続ける女性第1期生”“子供ができても仕事を続ける女性第1期生”と、「大抵のことはパイオニア」(大村氏)になった。夫の東京転勤をきっかけに、15年ほど務めた神戸製鋼から日本IBMに転職。新しい職場で驚いたのは、「ビジネスの第一線で活躍する女性の多さ」だった。

 女も男も関係ないから、IBM社内の競争はとても激しい。忙しいなかでも、女性らしさを失わないよう結成されたのが、女性コンサルタントらで構成する社内コミュニティだ。月1回程度のランチミーティングで、顧客や経済、社内動向の意見を交換。コミュニティで知り合った田中氏は、大村氏から「鉄鋼をはじめとする製造業に精通し、ユーザーの立場でITシステムを提案できる優れたコンサルタント」という印象を受けた。大村氏は、「田中さんから“IBMの歩き方”を教えてもらった」という。

 “歩き方”とは、つまり“IBMの社内リソースをあまねく活用して、顧客の課題解決を実現する方法”である。田中氏はプロパー入社で、中途入社の大村氏よりは社内の人脈に通じている。プロジェクトを成功させるための人材集めや、人脈づくりのレクチャーを受けた。IBMには、さまざまなバックグラウンドをもつ人材が集まって、新たな価値を生み出す仕組みがある。一方で、多様な価値観が日常的にぶつかり合う。こうしたなかでも、自身のアイデンティティの一つである「女性らしさ、エレガンスさを高め合えた間柄」だと、大村氏は話す。(安藤章司)

次回は マイクロソフト Windows開発統括部プログラムマネージャーリード  小山田理佳氏

このコーナーでは、リレー方式により、人と人のつながりを追っていきます。


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