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2010/06/03 09:20

インタビュー

[週刊BCN 2010年05月31日付 Vol.1335 掲載]

<人に人脈あり>67.よきアドバイザーに恵まれて
ゲート 代表取締役 森本俊彦氏(イーサプライズ 取締役営業統括本部本部長 辻本和孝氏を評して)

推薦理由

イーサプライズ 取締役営業統括本部本部長 辻本和孝氏
森本さんは、JTの管理部門出身の人。非常勤の取締役だった時にゲートに入社してきた。ゲートは、いろいろな問題を抱えていたが、事業の方向転換を図ったやり手の経営者だ。現在も頻繁にお酒を飲む。
 コンピュータ周辺機器やヘッドセット製品、ゲーム機器の流通・販売を手掛けるゲート。代表取締役を務める森本俊彦氏は、異色の経歴をもつ。IT業界に飛び込む前は、日本たばこ産業(JT)で管理・人事畑を歩んできた。管理部門は満足できる仕事ではなく、「なんでこんなことをやらなければならないのか」と、焦燥感を募らせていた。そんな時に人事に転属となり、今度は「暇になった」。仕事にやりがいを感じられなかった森本氏は退職を決意した。

 イーサプライズの辻本和孝氏と初めて顔を合わせたのは転職活動の時。当時コンピュータウェーブに身を置いていた辻本氏と、面接で初めて顔合わせした。森本氏は、採用の連絡を受けたが、入社は辞退することにした。転職ではなく、起業の道を選択したのだ。友人とソフトウェアハウスを立ち上げたものの、経営は順調とはいかなかった。厳しい状況に置かれていたなかで、辻本氏と二度目の出会いを経験した。

 辻本氏と共通の知人とのつき合いがあったことが縁で、ゲートの門を叩くことになった。同社は、アップル専門の周辺機器を取り扱いたいと、コンピュータウェーブの社員が独立して立ち上げた経緯がある。森本氏の入社当時、辻本氏は非常勤の取締役の立場にいた。業界内で「だんだんシェアが落ちてきていた」頃で、業績は順調とはいえなかった。

 ゲートの3代目社長に就任した森本氏は、経験豊富な辻本氏にこれまでアドバイスを仰いできた。話題になるのは、新規市場の開拓に向けた戦略や営業のあり方などについて。辻本氏のことを「業界の生き字引で、とても考察が深い人物」として、敬意を払う。「現場で一緒に仕事をしたことはないが、アドバイザー的な存在。『くそ』がつくほど真面目な人で、とても勉強されている。まさに営業という印象をもった」。2か月に一度の割で会って、酒を酌み交わしながら情報交換する関係だ。「すべてが濃い話題。具体的にはこれ、と取り上げるのは難しい」。森本氏の長男と辻本氏の長女が同い年ということもあって、子供の就職などが共通の話題として盛り上がることもあるとか。

 「面倒見の良い人」である辻本氏は、人脈が豊富。その人脈を介して、交友関係が生まれることもある。(信澤健太)

このコーナーでは、リレー方式により、人と人のつながりを追っていきます。


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