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2010/06/10 09:19

インタビュー

[週刊BCN 2010年06月07日付 Vol.1336 掲載]

<人に人脈あり>68.二人三脚で市場創出
日本プラントロニクス 社長 村田浩志氏(ゲート 代表取締役 森本俊彦氏を評して)

推薦理由

ゲート 代表取締役 森本俊彦氏
村田さんとは公私ともにつき合いがある。知り合ったのは、日本プラントロニクスの製品取り扱いが軌道に乗り始めた頃で、8年ほど前になる。国内で市場をつくってきたビジネスパートナーだ。
 ヘッドセットを開発・販売している日本プラントロニクスにとって、ゲートは有力代理店にあたる。村田浩志氏は、「(代理店として)ゲートが一番だと業界では認知されている」と、高く評価している。ゲートの森本俊彦氏はビジネスパートナーであり、肩肘張らずに話ができる仲だ。

 外資系IT企業を渡り歩いてきた村田氏に対し、森本氏は日本たばこ産業(JT)出身で海外経験がない。村田氏は、「ドラスティックに白黒つける」と、自身を評する。対照的に「温和で腰が低い」のが森本氏。ビジネスを着実に積み上げていく堅実さを学んだ。

 村田氏が社長に就任する以前から、ゲートは日本プラントロニクスの製品の取り扱いを行っていた。ヘッドセットを有望商材とみて、複数のメーカー製品を比較、検討した末にたどり着いたのが日本プラントロニクスだったという。以来、両社は二人三脚で拡販に努めてきた。

 「Bluetooth製品といえば、今ではマウスやキーボードなどいろいろ登場しているが、国内市場に初めて投入したのは当社とゲートだ」。村田氏はゲートの森本氏とともに、Bluetooth製品を市場に浸透させるために知恵を出し合った。ヘッドセットで市場を開拓してきた先駆者であると自負している。とはいえ、当時は未開拓の市場だけに壁は高く、最初の「M3000」モデルはまったく売れなかった。市場認知度が低いことに加え、「カブトムシのような形状」という格好悪さでユーザーの受けが良くなかったのだ。

 家電量販店にプロモーションガールを派遣したり、紙製の什器を用意したりすることで、露出を増やしていった。パッケージのローカリゼーションも進め、取扱説明書をわかりやすくした。製品は米国本社の継続的な開発で洗練されていった。

 森本氏とは、メーカーと代理店それぞれの立場に立って意見を戦わせ、方向性の違いで何度も衝突することがあったが、互いの理解を深めてきた。次第に信頼関係ができて、「あうんの呼吸で通じるようになった」。

 ともに1959年生まれの両氏。「パートナーであり、友人であり、同じ業界で働くライバル」なのだ。(信澤健太)

このコーナーでは、リレー方式により、人と人のつながりを追っていきます。


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