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2010/07/08 09:20

インタビュー

[週刊BCN 2010年07月05日付 Vol.1340 掲載]

<人に人脈あり>72.一緒にいて楽しい活気
インターネットイニシアティブ 専務取締役 保条英司氏(ネオアクシス 副社長 河崎一範氏を評して)

推薦理由

ネオアクシス 副社長 河崎一範氏
営業で訪れた時に出会い、「正直、はじめは怖いという印象を受けた」というが、何度も会っているうちに「優しい人なんだな」と感じたそうだ。現在はビジネスで直接の取り引きはないが、「業界で多くの人脈があることに感銘を受けている」という。
 TISで営業部長を務めていた河崎一範氏は、インターネットイニシアティブ(IIJ)にITシステム導入の話を提案するために訪れた。サービスプロバイダへのシステム導入は、大きな案件だ。その時、対応したのが購買部門の責任者だった保条英司氏だった。保条氏は購買部長であると同時に、営業部長でもあった。価格交渉はシビアだったのだろう。保条氏は「河崎さんには、非常にきつい要求をした覚えがある」と振り返る。「もしかすると『嫌な奴』と思われたんじゃないかな」とも。その一方で、保条氏からみた河崎氏は「若い部長さんで、とても活気がある人という印象だった」と、好感をもったという。今から14年前の話だ。保条・河崎の両氏にとっては、若かりし頃のいい思い出になっている。

 TISとIIJはパートナー関係にあったが、河崎氏と保条氏は、これまでビジネスを一緒に手がけたことはないそうだ。しかし妙にウマが合い、プライベートでゴルフや飲みに行っているという。「一緒にいると楽しい」。これは、初対面の人に対しても気さくに話しかけるなど、河崎氏の周囲への気配りによるところが大きいらしい。保条氏は、「河崎氏は頭の回転が速いからこそ、その場を盛り上げられる」とみている。ゴルフでは「私より年長のはずなのに体力がある」と笑う。「今でも昔と変わらない若さを保っている」と感心しているそうだ。

 IIJはサービスプロバイダとして、インターネット接続サービスを提供してきた。今、クラウド・サービスが叫ばれるなかで、保条氏は「当社のビジネスが生かせる時代に突入した」と自信をみせている。ほかのサービスプロバイダと比べて強みになっているのは、ネットワークインテグレーションが手がけられるという点。サービスとインテグレーションを融合させたビジネスができるということだ。これは、インテグレータとの差異化にもつながる。

 このような環境の変化のなかで、「今後はSIerなど、ITシステムに長けたベンダーと共存していくために、積極的にパートナーシップを組んでいく」と保条氏。河崎氏が副社長を務めるネオアクシスとも、「クラウド時代のアライアンスを模索したい」という考えをもっている。(佐相彰彦)

このコーナーでは、リレー方式により、人と人のつながりを追っていきます。


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