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2010/07/29 09:22

インタビュー

[週刊BCN 2010年07月26日付 Vol.1343 掲載]

<人に人脈あり>75.魅力たっぷりの良き理解者
ヒューマンセントリックス 社長 中村寛治氏(3PAR セールスディレクター 坂井俊朗氏を評して)

推薦理由

3PAR セールスディレクター 坂井俊朗氏
 3PARの坂井俊朗氏は、中村寛治氏を紹介した理由について、「まっすぐな性格で何事にも真剣に取り組み、決してごまかさない人だから」と話す。坂井氏にとっても良きパートナーだ。
 ヒューマンセントリックスの中村寛治氏と、3PARの坂井俊朗氏の出会いは、二人がサン・マイクロシステムズ(現・日本オラクル)に在籍していた頃だった。今から15年ほど前になる。ともに九州出身ということもあって、「最初から波長が合う感じだった」と中村氏は、当時の坂井氏の印象を語る。90年代前半のサンをけん引した二人。お互いが、良き理解者だった。

 中村氏が95年末にサンを離れ、96年に日本オラクルに移籍した後も、二人の関係は続いた。「続いたというよりも、さらに深くなった気がする」と中村氏は語る。中村氏は日本オラクルに移籍した際、故郷がある九州地方での勤務を希望し、同社の九州支社に勤めることになった。「サンではそれなりの実績があったので、日本オラクルに移っても、すぐに力を発揮できると考えていた。ただ、その当時の日本オラクルの九州支社はスター揃いで敏腕営業マンだらけ。かなり打ちのめされた」と振り返る。意気消沈している中村氏を励ますため、「真っ先に九州まで駆けつけてくれたのが坂井さんだった」という。

 その後、日本オラクルの中村氏とサンの坂井氏の協業が九州で始まる。日本オラクルのソフトとサンのハードを組み合わせたソリューションをPRする施策を共同で展開した。サンが九州に拠点を構える時は、中村氏が坂井氏に協力。その一方で、中村氏が沖縄に拠点を設置する時、坂井氏は拠点開設のPRグッズ費用を半分サンの予算で賄ったことがある。

 中村氏が04年に日本オラクルを退社し、ヒューマンセントリックスを設立してトップに就いた後も、当然ながら二人の関係は続いている。同社の動画プレゼンテーションソリューション「Super Visual Presentation(SVP)」の第一号ユーザーは、実は坂井氏だった。サンのプレゼンテーションの制作を、立ち上がったばかりのヒューマンセントリックスが担当。その実績で、ヒューマンセントリックスのビジネスは軌道に乗った。

 中村氏は坂井氏の魅力をこう語る。「底知れぬ魅力のある営業マンで、苦しい時も楽しい時も共有してきた良き理解者」。

 所属する企業が変わっても、助け合って激動の時期を乗り切ってきた二人。今後も良きパートナーとしての関係が続きそうだ。(木村剛士)

このコーナーでは、リレー方式により、人と人のつながりを追っていきます。


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