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2010/09/02 09:22

インタビュー

[週刊BCN 2010年08月30日付 Vol.1347 掲載]

<人に人脈あり>79.将来のビジョンを語り合う
システム・テクノロジー・アイ 社長 松岡秀紀氏(日立システムアンドサービス 取締役常務執行役員 石井清氏を評して)

推薦理由

日立システムアンドサービス 取締役常務執行役員 石井清氏
「松岡さんはとても独立心が強い。自ら率先して新しいことにチャレンジするタイプ」と、石井氏は松岡氏を評する。「システクアイを共に起こし、松岡さんの奥さんで同社副社長の優子さんとの“おしどり夫婦”ぶりは業界で有名」という。
 システム・テクノロジー・アイ(システクアイ)の松岡秀紀社長が、同氏の推薦者である日立システムアンドサービスの石井清常務と知り合ったのは、今から15年あまり前のこと。石井氏は当時Oracle データベース(DB)をはじめとするOracle製品の販売に力を入れ始めていた時期で、関連する開発ツール「Oracle Power Objects(オラクルパワーオブジェクト)の日立システムへの導入支援をともに手がけたときから本格的な交流が始まった」(松岡氏)。当時、松岡氏はOracle DBを取り扱うアシストに勤めており、その後は日本オラクルに転職。Oracle製品を媒介に石井氏とより頻繁に顔を合わせることになったのだ。

 両氏の交流関係を深めるきっかけとなったPower Objects、実はクラウド型CRMで大躍進したセールスフォース・ドットコムのマーク・ベニオフ会長兼CEOがOracleに勤めていた時代に企画した商品である。石井氏は、「マイクロソフトの開発ツールVisual Basicに似たインターフェースで、Oracle DBを動かせるユニークな製品。日本ではとてもよく売れていた」という。ただ、残念ながら本場米国では、日本ほど高い評価は得られなかったようで、開発が進まず、肝心のマーク・ベニオフ氏はセールスフォースを起業…。画期的だが、癖のあるツールで苦労しただけに、石井氏が受けた印象はとても強いものになったようだ。

 松岡氏は、97年にシステクアイを起業。コンピュータを活用した学習システム「e-ラーニング」分野の製品を開発する。技術者育成を重視する石井氏は、松岡氏の取り組みを高く評価。一方、松岡氏は「石井さんは、独特の感性をもっている人」と話す。技術畑の出身で、もともと技術に詳しく、営業センスにも長けている。松岡氏は続けて「まあ、ここまでなら普通の優れた人なんだが、彼の場合、ただ売って利益を出す営業ではなく、業界内での自社のポジションや、技術動向、グローバルの潮流などを加味して、経営戦略にまで昇華できる知識とセンスをもち合わせている」と、秀才ぶりに驚きを隠さない。

 最初はOracleでのつながりで始まった交流だが、今は、互いに経営者として、将来のビジョンを語り合う仲になっている。(安藤章司)

このコーナーでは、リレー方式により、人と人のつながりを追っていきます。


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