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2010/09/09 09:21

インタビュー

[週刊BCN 2010年09月06日付 Vol.1348 掲載]

<人に人脈あり>80.“開発ツール”で深める仲
日本IBM ソフトウェア事業 ラショナル事業部長 理事 渡辺公成氏(システム・テクノロジー・アイ 社長 松岡秀紀氏を評して)

推薦理由

システム・テクノロジー・アイ 社長 松岡秀紀氏
「渡辺さんは、気のいいお兄さんタイプ。困難なことも“一緒に乗り切ろう”と励ましてくれる」と、松岡氏は評する。グローバル競争のなかで、「日本のソフト産業は、開発手法から見直すべきとの見方で一致している」とも。
 日本IBMソフトウェア事業ラショナル事業部長・理事の渡辺公成氏が、e-ラーニングシステムなどを開発するシステム・テクノロジー・アイ社長の松岡秀紀氏に最初に出会ったのは2005年頃。渡辺氏は、その後、開発ツールソフトウェア「Rational(ラショナル)」担当になり、一方、松岡氏は自らの経歴上、「開発ツールにはこだわりがある」ことなどから、交流がより親密になった。

 今年6月、米フロリダでIBMグループのカンファレンスが開催され、日本のソフト開発ベンダーの1社として、松岡氏が英語でプレゼンテーションを行った。Rationalのユーザーであることはもちろん、「松岡さんは、自ら創業した会社のCEOであると同時に、IT戦略の陣頭指揮を執るCIOの役割も兼務している。技術に明るい経営トップとして高い評価を得た」と渡辺氏が言うように、大きな反響があった。

 カンファレンスの初日、“時差ボケを解消するためのゴルフ”と称して、渡辺氏が気の合う仲間を地元のゴルフ場に招待。“松岡さんも、ぜひ一緒にプレーしましょう!”と、半ば無理強いの形で誘った。「松岡さんはソフト開発ベンダーのトップなので、きっと業界や顧客との交流を兼ねたゴルフで腕を磨いているはずだから、たとえ時差ボケでも、すばらしいプレーを見せてくれるだろう」という渡辺氏の勝手な思い込みを見事に裏切って、松岡氏の打った球は、ゴルフ場内を流れる川にぽちゃんと落ちた。

 皆でぞろぞろと川に近寄ると、なんとそこには体長1mを超えるようなワニの背中が見えるではないか。さすがに、ワニがたむろしている川にゴルフボールを取りに行くわけにはいかないので、新しい球を出し、ワニを背にしてプレーを続行。「時差ボケ解消のちょっとした運動のつもりだったが、ずいぶんとスリリングなゴルフになった」(渡辺氏)そうだ。参加者全員が、期せずして印象深いプレーを楽しむこととなったわけだ。

 渡辺氏は、「日本のソフト開発は、マンパワーの面では中国やインドに勝てない。だからこそ、生産性の高い開発ツールを率先して採り入れ、人材育成では時間と場所を選ばないe-ラーニングが最適」と、ビジネスとプライベートの両面で交流を深めていく。(安藤章司)

このコーナーでは、リレー方式により、人と人のつながりを追っていきます。


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