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2010/09/16 09:12

インタビュー

[週刊BCN 2010年09月13日付 Vol.1349 掲載]

<人に人脈あり>81.アジャイル開発、広める仲間
チェンジビジョン 社長 平鍋健児氏(日本IBM ソフトウェア事業 ラショナル事業部 理事 事業部長 渡辺公成氏を評して)

推薦理由

日本IBM ソフトウェア事業 ラショナル事業部 理事 事業部長 渡辺公成氏
RSDCに参加する際にコンタクトを取った。右手で握手しつつ、左手でボクシングをするような関係で、一方で競合だが、一方で「Jazz」上で動くアプリケーションを開発し、デモしてくれるなど、アジャイル開発を広める戦友でもある。
 日本IBMソフトウェア事業 ラショナル事業部の渡辺公成理事 事業部長と、チェンジビジョンの平鍋健児社長が出会ったのは2008年頃のこと。IBMが米国で開催した開発ツール「Rational」関連のイベント「Rational Software Development Conference(RSDC)」に参加したことがきっかけだ。チェンジビジョンはモデリングツール「astah*(アスター)」などを開発していて、代表の平鍋氏は2000年前後からアジャイル開発に着目し、海外の関連書籍を日本語訳するなど、第一人者として活躍している。そこに渡辺氏が目をつけ、イベントに平鍋氏を招待したのだという。

 アジャイル(Agile=機敏な)開発は、従来のウォーターフォールモデルと異なり、開発しながらレビュー、フィードバックを行う迅速、柔軟な開発手法、手戻りが少ないのが特徴。「ビジネスのスピードが早くなるなか、時代に適合した開発手法としてメジャーになり始めている。顧客満足度を高め、現場の開発者の創造性を引き出してモチベーションを向上するためでもメリットを発揮する」と平鍋氏は話す。

 大手メーカーがアジャイル開発に着目したのは最近のこと。IBMやマイクロソフトがアジャイル開発を推進し、IBMは分散アジャイル開発向けのプラットフォーム「Jazz」を提供している。

 平鍋氏は、渡辺氏のことを「大きな声で話し、気さくで笑顔がかっこよく、リーダーシップをあわせもつ兄貴分」と思っている。IBMとチェンジビジョンは同じアジャイル開発関連の製品を提供している点では競合関係だが、一方で、日本で古い商慣習に阻まれ、なかなか大きく広げることができないアジャイル開発の市場をどのように活性化していくかを考えるうえでは、よき仲間でもあり、ともにカンファレンスやセミナーを開いて積極的なアプローチを続けている。

 平鍋氏は渡辺氏の思いやりにも支えられていると振り返る。「渡辺さんは力強さがあって押しが強い。一方でいつも気にかけて、何かがあった時に思い出してくれる。それが新たなビジネスにつながることも多い。でも、あまり仕事しすぎないで、たまには一緒に飲みにいきたいですね」とコメントしている。(鍋島蓉子)

このコーナーでは、リレー方式により、人と人のつながりを追っていきます。


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