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2010/09/24 09:19

インタビュー

[週刊BCN 2010年09月20日付 Vol.1350 掲載]

<人に人脈あり>82.真剣に話を聞いてくれる人
松本屋 代表 松本潤二氏(チェンジビジョン 社長 平鍋健児氏を評して)

推薦理由

チェンジビジョン 社長 平鍋健児氏
アジャイル関連のコミュニティで知り合った。松本さんは、プロジェクトを活性化させながら協調的な仕事をするためのワークスタイルの革新を行う手法「プロジェクト・ファシリテーション」の協会を作ろうとしている。
 松本屋という屋号で個人事業を営む松本潤二氏は、コーチングやITコンサルティング、アジャイルプロセス導入支援、プロジェクト・ファシリテーションを業務としている。アジャイル開発の第一人者、チェンジビジョン社長の平鍋健児氏と知り合ったきっかけは、松本氏が2003年秋頃から参加している、アジャイルプロセスの普及/推進などを目的とした「アジャイルプロセス協議会」の場だった。

 その当時、プロジェクトで関わっていたアッズーリ代表の濱勝巳氏が運営委員として参加していたことから、協議会に参加。松本氏もすぐに運営委員として、活動に深く関わるようになった。「当時、平鍋さんは雲の上の人。平鍋さんの出身校(東京大学)のイメージで、気むずかしく変わり者なのではと思っていた」と振り返る。だが、コミュニティの勉強会後の飲み会やイベントで、平鍋氏の人となりを知ることで「人懐っこくて、質問したり意見を求めたり、逆に考えに異を唱えたりしても耳を傾けてくれて、知識を総動員してロジカルに答えてくれる」という情熱的な人柄にひかれた。

 松本氏はアジャイルプロセス協議会のメンタリング&コーチングワーキンググループに参加し、「コーチング」を知った。04年からコーチングのトレーニングを開始し、認定を受けて自らの仕事とした。そんななかで、平鍋氏が提唱する「プロジェクト・ファシリテーション」にも出会い、松本氏は「プロジェクト・ファシリテーター」という肩書きを名乗るようになる。プロジェクト・ファシリテーションとは、チームの推進者がいて、プロジェクトの「見える化」を図りながら協調関係を高めて活性化し、成果につなげる手法だ。

 松本氏は推進する人材を育成し、他業界にも広げたいと考えるようになった。そして今年9月、「プロジェクト・ファシリテーター協会」を発足。平鍋氏に顧問をお願いした。「たまたまツイッターで協会発足の構想をつぶやいたら平鍋さんが反応してくれて、今年の春頃に2時間ぐらい話した。平鍋さんの思いをくみ取りたかった。でも平鍋さんは『松本さんが考えることならいいよ』と全幅の信頼をおいて賛成してくれた」。

 顧問としての参加ではあるが「協会に対しては好きに口出ししてほしいし、海外動向などの情報もほしいですね」と望んでいる。(鍋島蓉子)

このコーナーでは、リレー方式により、人と人のつながりを追っていきます。


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