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[週刊BCN 2006年01月09日付 Vol.1120 掲載]
NECエレクトロニクス 社長 中島俊雄
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半導体事業の浮き沈みは激しい。シリコンサイクルに翻弄されるDRAM事業のリスクから脱却するため、NECエレクトロニクスは収益性の高いシステムLSIを事業の柱として、2002年11月にNECから分離しスタートした。03年7月には東京証券取引所1部に上場を果たし順調な成長路線を歩むかと見えたが、その矢先、急激な業績悪化に見舞われた。その原因を昨年11月に就任した中島俊雄社長は「国内の伸び悩みや競争力の低下」と分析する。まず来年度の黒字化を目指し改革のアクセルを踏む。
- 写真/馬場磨貴
プロフィール
大型商談への集中に問題が中小案件への対応も重視
──半導体事業の浮沈は激しいとはいえ急速な業績悪化です。原因はどこにあると。中島 国内市場の需要が低調だったという背景はありますが、当社がシェア拡大に失敗したこと、さらにアジアを中心に期待したほど売り上げが伸びなかったことがあげられます。高い技術はあるが、支配力の強い製品が不足している。結果、競争力も落ちています。また、先端プロセス開発や、ミックスドシグナルをはじめとしたアナログ技術へのリソース配分も不十分でした。加えて工場の原価率が十分な競争力を持っていないことも重大な問題。これらの問題を解決してスピード感のある経営を実行し、まず07年3月期には黒字復活を果たしたい。そのうえで、早期に2ケタの利益率確保を目指すのが目標です。...
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