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[週刊BCN 2009年09月14日付 Vol.1300 掲載]
日本IBM社長 橋本孝之
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今年1月1日付で就任した日本IBMの橋本孝之社長は、世界的に展開する企業ビジョン「スマーター・プラネット(Smarter Planet=賢い地球)」の実現に向け、体制を強化している。長年の懸案である中小企業向けパートナービジネスでは、コンサルティング担当者の配置やパートナーが運営するクラウド・コンピューティングの拡大など、大胆な改革を視野に入れている。「売り切り型」が終焉を迎えつつあるなかで、パートナーに「次のビジネスモデル」を提供するための戦略が動き出した。
谷畑良胤(本紙編集長)●取材/文 大星直輝●写真
- 大星直輝
プロフィール
(はしもと たかゆき)1954年7月9日、愛知県生まれ、55歳。78年3月、名古屋大学工学部卒業。同年4月、日本IBMに入社し、ゼネラル・システムズ西日本名古屋営業所に配属。90年には、米IBMへ出向。帰国してからは、93年1月に東京首都圏営業統括本部・第二営業部部長に、96年にAS/400の製品事業部長に就任した。その後は、ゼネラル・ビジネス(GB)事業の責任者を歴任。03年4月には、常務執行役員BP&システム製品事業担当に就任して以来、常務、専務と取締役を歴任し、09年1月から代表取締役社長。
「標準化」して誰でも使えるITに
──IBMは以前、企業ビジョンとして「eビジネス・オンデマンド」を提唱していました。まずはこれを総括してください。橋本 「eビジネス・オンデマンド」の功績としては、限られた人たちに使われていたインターネットを企業の中で「商用」で利用できるようにしたことがまず第一点。それまでは電話の専用回線が一般的でしたから。そこにIBMが投資してエンタープライズ(企業など)で使えるようにして、新たなネットワークをつなげた。これを使って、企業の次のビジネス成長に結びつけたのが「eビジネス・オンデマンド」の成果です。...
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