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[週刊BCN 2010年01月04日付 Vol.1315 掲載]
NEC 社長 矢野薫
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2009年度(10年3月期)、NECは大きな動きをみせた。上期早々に組織改革を断行し、下期早々にNECネクサソリューションズとの棲み分けを明確化したグループ戦略を発表。半導体や携帯電話など事業見直しも決断した。先を見据えた「選択と集中」を行ったわけだが、そのなかで2010年のキーワードとして据えたのが「クラウド」だ。サービス型モデルの確立を目指す矢野薫社長に戦略を聞いた。
- 写真/大星直輝
プロフィール
(やの かおる)1966年4月、NEC入社。85年11月、NEC AMERICAに出向。その後は、伝送事業本部長や取締役支配人、NEC USAプレジデントを経験する。99年6月、常務取締役に就任。NECネットワークスカンパニー社長や取締役専務などを経て、04年6月、代表取締役副社長に就任。執行役員制にともない、05年3月に代表取締役執行役員副社長。06年4月、代表取締役執行役員社長に就任し現在に至る。
大きな動きをみせた09年
──組織再編やグループ会社のビジネスを明確化したほか、半導体事業や携帯電話事業の見直しなど、2009年は大きな動きをみせましたね。市場環境を踏まえてのことですか。矢野 ある方面からは「遅い!」との批判もあったんですが(苦笑)、たまたま09年だっただけなんです。最も重要なのは、大企業的ではいけないということ。ここ数年、日本では多くの企業が“サラリーマン化”し、この不況を持ち堪えられなくて疲弊してしまっている。そういった状況にならないよう、実は社長就任当時から先を見据えて慎重に取り組んでいたんです。...
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