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2010/01/21 10:35

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[週刊BCN 2010年01月18日付 Vol.1317 掲載]

野村総合研究所(NRI) 会長兼社長 藤沼彰久
ビジネスの回復期に突入

 トンネルは抜けた──。リーマン・ショックは、証券業向け売り上げ比率が高い野村総合研究所(NRI)に、直下型地震のような強い衝撃を与えた。だが、藤沼彰久会長兼社長は、「2010年は当社ビジネスの回復期」と位置づける。証券を含めた金融分野で新規のIT投資が見込めることや、医療や産業分野でのビジネス拡大が期待できるからだ。向こう3年間、NRIの過去の力強い成長に匹敵する業績の伸びを構想している。

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プロフィール

(ふじぬま あきひさ)1950年、東京生まれ。74年、東京工業大学大学院制御工学科修士課程修了。同年、野村コンピュータシステム(現野村総合研究所)入社。親会社の野村證券のシステム構築に18年間携わる。94年、取締役情報技術本部副本部長兼先端システム技術部長。99年、常務取締役情報技術本部長兼システムコンサルティング部担当。オープン化、ダウンサイジング化を推進。01年、専務取締役証券・保険ソリューション部門長。02年4月、社長就任。08年4月、会長兼社長。

向こう3年、力強く成長する

 ──2010年度(11年3月期)から再び右肩上がりの成長をイメージしておられるとのこと。受注環境が厳しいなか、どのような戦略をもって業績を伸ばしますか。

 藤沼 世間的には、2009年が景気の底で、2010年は底這いか、少し上向くくらいとみられています。ですが、当社の売上高の7割近くを占める証券や保険など金融業のIT投資は、むしろ回復期に差し掛かる。日本経済全体が二番底に陥らないことという前提条件はありますが、金融サービス業向けのビジネスは必ず回復する。競争が激しいなかで、これ以上、新規のIT投資を先送りできないからです。...

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