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2010/04/01 10:34

KeyPerson

[週刊BCN 2010年03月29日付 Vol.1327 掲載]

SaaSパートナーズ協会 専務理事 松田利夫(きっとエイエスピー社長)
SaaSを「売る」体制確立へ

 SaaSの早期普及を目指し、国内ITベンダー5社が2009年12月に立ち上げた「SaaSパートナーズ協会」。発起人であるきっとエイエスピーの松田利夫社長が代表者にあたる専務理事に就任し、SaaSサービスの「再販モデル」の確立に奔走している。現在、地域のITコーディネータやSIerなど「売り手」が、SaaSサービスをユーザー企業へ簡単に提案できる「Webストア」の提供を目指している。SaaSをIT市場で浸透させるため、これまで見過ごされてきた「売る」ことに焦点を当てた活動が、業界の注目を集めている。

  • 写真/ミワタダシ

プロフィール

(まつだ としお)1947年10月、東京・八王子市生まれ、62歳。72年に慶應義塾大学工学部管理工学科卒業。77年、慶應義塾大学大学院工学研究科博士課程管理工学専攻単位取得、その後に退学し、同年東京理科大学理工学部情報科学科助手。94年から山梨学院大学経営情報学部助教授に就任し、現在同学部教授。2000年11月にはきっとエイエスピーを設立し、代表取締役社長に就任。それ以前の1999年には「ASPインダストリー・コンソーシアム・ジャパン」の設立に参画し、副会長に就任するも、03年10月に辞任。09年12月には、日本ユニシスなどと「SaaSパートナーズ協会」を設立し、専務理事に就いた。

SaaSを統合する技術はある

 ──昨年12月に「SaaSパートナーズ協会」を設立しましたが、国内にSaaSを普及するうえで課題となっている「誰が売るか」ということを主眼にしています。他の団体と一線を画した理由は?

 松田 SaaSの場合、製品を右から左へ売買するのと違い、単純ではありません。ソフトウェアの場合は、仮に店頭でパッケージを購入したら、あとの工程が発生する。インストールする作業などは、パッケージがSaaSに変わることで省略できるでしょう。ただ、「このパッケージを誰に使わせるか」という許諾権を、どう与えるかという問題があります。物理的なメディアであれば、利用者に渡し、「これを使うように」と許諾を与えられる。だが、SaaSを「売る」には、こうした仕組みがネットワーク上にないといけないし、管理する人が必要になります。...

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