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[週刊BCN 2012年01月16日付 Vol.1415 掲載]
野村総合研究所(NRI) 社長 嶋本 正
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野村総合研究所(NRI)は、業界標準ビジネスプラットフォーム戦略の展開を加速する。同社が開発した業種・業務別の共同利用型システムを広く普及させることで、1ユーザーあたりのITコストを削減。その分を顧客が差異化したい成長分野へ投資してもらい、個別のシステム開発ビジネスも伸ばす。共同利用型のビジネスプラットフォームを軸とする「サービス方式のビジネスを増やすことは、当社の成長とほぼイコールだ」(嶋本正社長)と位置づける。
- 取材・文/安藤章司 撮影/涌井直志
プロフィール
(しまもと ただし)1954年、和歌山県生まれ。76年、京都大学工学部卒業。同年、野村コンピュータシステム(現野村総合研究所)入社。01年、取締役情報技術本部長兼システム技術一部長。02年、執行役員情報技術本部長。04年、常務執行役員情報技術本部長。08年、専務執行役員事業部門統括。08年、代表取締役兼専務執行役員事業部門統括。10年4月1日、代表取締役社長。
サービス化と成長は同義
――2012年は、野村證券が新しく利用を開始する予定の証券会社向けバックオフィスシステム「STAR-IV」に始まって「STAR-IV」に終わるという印象を受けます。嶋本 「STAR-IV」は当社オリジナルの総合証券バックオフィスシステムサービスで、野村證券は2013年1月から利用を始める予定です。すでに大規模な開発作業が進んでおり、約1年半の開発期間中に延べおよそ3万人の開発人員を投入。ピーク時は月間2000人を超えます。ご指摘の通り、当社にとって一大プロジェクトであり、この大型受注の追い風もあって今年度(2012年3月期)の業績は上方修正の見込みです。ただ、「STAR-IV」が下支えにはなりましたが、やはり東日本大震災や原発事故のマイナス要素が情報サービス業に及ぼした影響が限定的にとどまり、意外に傷が浅かったことが大きい。ITシステムは、すでに社会にとって欠かせないものであるという需要の根強さを感じました。 ...
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