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2014/08/21 09:05

KeyPerson

[週刊BCN 2014年08月11日付 Vol.1542 掲載]

日本オラクル 代表執行役社長兼CEO 杉原博茂
ナンバーワンクラウドカンパニーへの道

 日本オラクルは、今年4月に杉原博茂氏が社長兼CEOに就任し、「ナンバーワンクラウドカンパニー」を新たな目標に掲げた。データベース(DB)ソフトで圧倒的なシェアをもち、近年ではサーバーなどのハードウェアやアプリケーションレイヤの有力ベンダーを買収し、グローバルな総合ITベンダーの日本法人として成長を続けている。しかし、グローバル大手のライバルベンダーたちがこぞってクラウドに舵を切るなか、同社は、少なくとも日本市場ではクラウドビジネス市場のメインプレイヤーであるとはいい難い。幅広いポートフォリオと顧客基盤をどのように活用し、何を強みに新時代のトレンドに対応していくのか。杉原社長に成長ビジョンをうかがった。

  • 取材・文/本多和幸  写真/淺田創

プロフィール

杉原 博茂(すぎはら ひろしげ)
 1960年12月生まれ。大阪府出身。1982年4月、フォーバル入社。89年、フォーバルアメリカ出向、取締役ジェネラルマネージャー。93年、インターテル執行役員アジア太平洋地域担当バイスプレジデント兼インターテルジャパン代表取締役社長。2001年にEMCジャパン、09年にはシスコシステムズに移り、要職を歴任。10年3月、日本ヒューレット・パッカード常務執行役員エンタープライズグループエンタープライズインフラストラクチャー事業統括。13年10月に、米オラクル シニア・バイスプレジデントグローバル事業統括に就任。2014年4月より現職。

最後の大物、ラリー・エリソンは健在

──杉原さんは、オラクルの競合を含む多くの外資系ベンダーを経験されたうえで、現職に就かれたわけですが、とくに外資勢の他ベンダーと比べたオラクルの強みをどうみておられますか。

杉原 ITは、非常に技術の寿命が短い産業ですが、オラクルの技術は寿命が長い。これが最大の特徴であり、強みです。市場で絶対的な優位性をもつデータベース(DB)ソフトを核にして、そこから派生するさまざまな尖った技術を継続して保持しているわけですが、これを支えているのは、R&D(研究・開発)への積極的な投資です。競合他社のR&D投資は売り上げの5%ほどですが、オラクルはなんと13%で、ここ10年間のR&D投資は、累計で約3兆4000億円にのぼります。他の大手ベンダーの経営者は軒並み創業者から代替わりしていますが、オラクルは創業者のラリー・エリソン(CEO)が「最後の大物」として経営を引っ張っている。この規模のR&D投資をオラクルが実現できているのは、彼が技術者として健在であることの証です。 ...


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