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2016/08/25 08:07

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[週刊BCN 2016年08月22日付 Vol.1641 掲載]

名古屋大学 教授 APTJ 代表取締役会長 高田広章
TRONの知見生かしてAUTOSARを開発

 リアルタイムOS研究の国内第一人者である高田広章・名古屋大学教授は、今、自動車向けOS(ソフトウェア・プラットフォーム)「AUTOSAR(オートザー)」開発に傾注している。AUTOSAR開発では、長年研究対象としてきた国産の組み込み用OS「ITRON(アイトロン)」の知見を存分に生かしている。組み込み用OSの研究開発の基盤であるTOPPERSプロジェクトや、名古屋大学のAP(オートモーティブ・プラットフォーム)コンソーシアムなどとの連携も深めながら、日本の弱点と指摘されるソフトウェア・プラットフォームの競争力強化に尽力している。

  • 取材/安藤章司  写真/川嶋久人

プロフィール

高田 広章(たかだ ひろあき)
 1963年、京都市生まれ。86年、東京大学理学部情報科学科卒業。96年、博士(理学)、東京大学大学院理学系研究科情報科学専攻。97年、豊橋技術科学大学情報工学系講師。01年、同学助教授。03年、名古屋大学大学院情報科学研究科教授。14年、同学未来社会創造機構教授。2015年、APTJ代表取締役会長(兼務)。TOPPERSプロジェクト会長(兼務)

国内勢は一本化したかった

──名古屋大学発のスタートアップ企業で、自動車向けOS「AUTOSAR」の開発を手がけるAPTJは、2015年10月の立ち上げ以降、順調に増資を重ねていますが、開発の進捗状況はどうですか。

 順調にいけば2018~19年頃の新車に、当社APTJが開発したAUTOSARが採用されると期待していますよ。製品としてのAUTOSARは18年秋をめどに完成させる予定ですが、完成を待っている時間が惜しいので、共同開発というかたちで複数の自動車関連メーカーと協業を進めています。共同開発するメーカーには優先的に提供しますので、当社製AUTOSARの完成と前後して、新車にも採用してもらえる段取りをイメージしています。 ...

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