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2017/02/07 09:03

KeyPerson

[週刊BCN 2017年01月30日付 Vol.1663 掲載]

ヤマトシステム開発 代表取締役社長 星野芳彦(3/3)
顧客ニーズを捉え、事業を拡大させていく

他社と協業し、新技術を活用する

――今後はどのようなことを目指していきますか。

 これまでのITは、いわゆる「守りのIT」と呼ばれるもので、どちらかというと生産性や品質の向上を図るものでした。しかし、これは間接的な事業成長にはなるかもしれませんが、直接的に事業を成長させるようなITではないんですね。そこで、新しい技術を活用し、本当に事業そのものの価値を高められるようなIT、ヤマトグループ各事業の真のお客様が使うITをつくっていきたいと思っています。

 そのためには、「IoT」や「AI」といった最新の技術を活用していく必要がある。とはいっても、われわれがそこをつくるというのではなく、すでにそこに取り組んでいる企業とアライアンスを組むことで、当社の事業にセットしていきたいと考えています。

――実際に、他社とのアライアンスの話は進んでいるのですか。

 かなり進んでいます。例えばNECさんとは、(NECの)画像認識の技術力が非常に高いので、当社のピッキング作業や梱包作業にその画像認識技術を活用することによって、業務の効率化を図ったり、ほかにもさまざまな事業で、画像認識の仕組みを使ってさらにサービスのレベルアップができないかなど、思考しています。

 また、15年10月に立ち上げた「ICT戦略室」では、IoTの実用に向けて研究開発を行っており、いくつかが実証実験に入ることができました。3社が一緒になって技術革新に挑んでいるというケースもあります。

――すでにいろいろな方面で、アライアンスが進んでいますね。

 もう一社で完結する時代ではないですよね。他社がもつ技術とつなぎ合わせて、一つのものにしていくという時代だと思います。

 また、当社には宅急便を使ってくれる顧客や、およそ100万社の企業データをもつとともに、ドライバーが約4万5000人、グループ約20万人の社員がいて、最新技術を実験する場がいくらでもある。こうした場をもっていることが財産で、今後はロジスティクスに情報を活用して、何か事業になることを考えていきたいと思っています。

――最後に、今後の目標を教えてください。

 19年に、ヤマトグループは創業100周年を迎えます。それに向けた11年からの長期計画では、「ホップ」「ステップ」ときて、今年からの3年間は「ジャンプ」する段階。いろいろなことに取り組みながら19年に向けてジャンプして、次の100年につなげていきたいですね。

もう一社で完結する時代ではないですよね。
他社がもつ技術とつなぎ合わせて、
一つのものにしていくという時代だと思います。
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