[週刊BCN 2009年10月12日付 Vol.1304 掲載]

URLフィルタリング 今の需要、次の商機は?
携帯キャリアのURLフィルタリングオプションサービス開始や青少年ネット規制法などをきっかけに、注目を浴びるようになったURLフィルタリングソフト。市場への登場はインターネット普及の黎明期にまでさかのぼる。企業向けでは、当初は業務効率化の一助としての需要が高かったが、現在は情報漏えい対策という観点から、URLフィルタリングソフトの導入が進んでいる。ベンダー各社に現在の状況と次の商機を尋ねた。
業務効率化から情報漏えい対策へ フィルタリングは「インフラ」に
URLフィルタリングソフトが登場したのは、国内でインターネットが商用化された直後の1996年頃ともされている。外資系のベンダーの製品が日本に投入されたのを皮切りに、後発の国内ベンダーも日本の市場にマッチした製品を開発・販売してきた。インターネットの普及に伴って、ユーザーは自由に、さまざまな情報にアクセスできるようになった。玉石混交の情報が行き交うインターネットは、その当時「無法地帯」ともいわれていた。政府主導のe-Japan戦略などによって文教分野にPCやブロードバンドの導入が進むにつれ、生徒がアダルトサイトや出会い系サイトなどの不適切なコンテンツを閲覧する恐れが出てきた。それを防止するため、URLフィルタリングソフトも文教分野や官公庁で広がりをみせていった。...
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