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2009/11/12 11:20

[週刊BCN 2009年11月09日付 Vol.1308 掲載]

限定特集

環境対策に弾み グリーンITの商機を探る

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 環境対策とコスト削減を実現する「グリーンIT」に注目が集まり始めている。「世界的な環境対策意思の高まりで、IT業界でも2008年から本格的に立ち上がり始めた」(堀ノ内力・NEC環境推進部統括マネージャー)市場である。昨年の景気低迷で需要が一時足踏みしたが、鳩山由紀夫首相の温室効果ガスを2020年までに90年比で25%削減する中期目標の表明で産業界では環境対応の取り組みが加速する見込みで追い風が吹こうとしている。はたして「環境特需」はベンダーに訪れるのか?「グリーンIT」を巡るメーカー、SIer、ディストリビュータなど各社の戦略を追った。

●週刊BCN 2009年11月9日付 Vol.1308 【Opinion】特集より


グリーンITとは?  

環境負荷の低減に貢献するIT製品やサービスなどを指す。一般的には「環境負荷低減に貢献する製品」と「ITを活用し温室効果ガスなどを削減する取り組み」がある。

 製品では省電力化やリサイクル性を高めたPCやサーバー、電源管理やプリンタのインクを節約するソフトウェアなどの製品がグリーンITにあたる。

 一方、環境対策の取り組みでは、企業などがIT機器を利用し、生産や物流などの業務効率を向上。CO2などの削減に貢献することをいう。

 グリーンITは06年頃から米国で盛んに言われ始め、これまでは主にデータセンター(DC)やマシンルームを対象に省電力や低発熱型のIT機器の導入、仮想化技術によるサーバーやストレージの統合による利用効率の向上、消費電力の削減、空調システムの改善などが行われてきた。

 しかし、環境負荷の取り組みはコスト削減にもつながることから、現在では幅広い企業や分野で導入の動きが広がりをみせている。


メーカーの戦略効果の“見える化”で案件獲得

 NECは、省電力のサーバーやクライアントPC、オフィスでのPCの使用電力を監視するソフトウェア、これらの製品を組み合わせたソリューションをグリーンIT商材として展開している。

NEC 堀ノ内力・環境推進部 統括マネージャー

 NECがユーザーに対してアピールするのは、グリーンITによる効果の“見える化”だ。省電力製品を自社で認定する独自制度「エコシンボルスター」を創設。05年度の製品と比較して54%の省電力や50%の省スペース化などを実現した「Express5800」などへのロゴ付けで訴求している。また、従来のモデルと比較したデータモデルを提示し、営業担当者が売り込みのツールとして利用する取り組みも始めている。

※本記事はITビジネス業界紙「週刊BCN」より抜粋したものです。全文は紙面をお読みください。
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