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2010/06/24 09:20

[週刊BCN 2010年06月21日付 Vol.1338 掲載]

ニュース

日立情報システムズ 「SuperStream」の販売を強化 今期受注1億5000万円を目指す

 日立情報システムズ(原巖社長)が取り扱っているエス・エス・ジェイ製のERP(統合基幹業務システム)「Super Stream」の拡販を担当する第二営業統括本部流通営業本部第二営業部第三課の江口伸吾主任と前田亮太氏のチームは、3件・計約1億5000万円を今期の受注目標として掲げている。

 同社が強化するのは、ウェブマーケティング活動と「SuperStream」の拡販に向けた人員整備だ。リスティング広告やアクセス解析などを用い、ウェブマーケティング活動を推進する。公認会計士のコラムを特設サイトに掲載することも検討している。一方、従来得意としてきた財務会計などと比べ、販売実績が少ない人事・給与の取り扱いが可能な人材をさらに育成し、販売量増加を狙う。

 同社は5年ほど前から、「Super Stream」の特設サイトを通して引き合いを増やすウェブマーケティングに力を入れてきた経緯がある。前田氏は、「(ユーザー企業に)質問してもらうよう誘導するために、CMS(コンテンツマネジメントシステム)『HeartCore』を活用してプル型情報サービスを提供している」と説明する。今年4月にリニューアルしたところ、ウェブ経由の問い合わせが1.5倍に増えているという。

 とはいえ、企業のIT投資は収縮したまま。競合との値下げ合戦を強いられており、なかなか受注に結びついていないのが実情だ。江口主任は、「まだまだ状況は厳しい」と、気を引き締める。

 拡販担当チームとして受ける印象では、経営戦略の強化という視点に立つユーザー企業が少ないという。保守サポート期限切れやリプレースなどに伴うシステム導入、つまり、やむを得ず行うIT投資が目立つのだ。一方で、不況時だからこそ経営体質の強化を図ったり、海外進出に伴いシステムを刷新したりする企業の取り込みに成功している競合も存在する。こうした需要をきちんと取り込むのが拡販担当チームの役割と捉えている。

 中長期的には、「クラウド・コンピューティングを形にする」(産業・流通情報サービス事業部産業第一システム本部第二設計部担当部長、菅生肇氏)。この構想を実現するために、クラウド提供を見据えたプロジェクト「Super Streamチーム(仮)」を前期に立ち上げている。(信澤健太)

江口伸吾主任(左)と菅生肇担当部長

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