[週刊BCN 2010年07月26日付 Vol.1343 掲載]

DTS 中国地場の売り上げ5割増へ
【上海発】有力SIerのDTS(西田公一社長)は、中国地場のIT投資需要獲得に力を入れる。これまで日本向けのオフショアソフト開発が、同社中国現地法人の売り上げの約3分の2を占めていたが、ここへきて中国地場向けのビジネスが好調に推移。現地法人では今期(2011年12月期)、地場向けビジネスが前年度比で50%ほど伸びる見通し。金融業やサービス業など、DTSの日本での優良顧客が相次いで中国での投資を増強。同社はこうした日系ユーザー企業のニーズを軸に、現地でのビジネスを拡大させる。
対日オフショアは微増に
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| 高田政和総経理 |
また、グループ会社のアスタリクスが開発するSaaS型統合グループウェア「Bizca(ビズカ)」の中国での販売もスタート。SIや受託ソフト開発と並行して、自社グループのオリジナル商材の中国市場への横展開も急ぐ。日本の情報サービス産業は、明るさは見えつつあるものの、オフショア開発への発注を大幅拡大させるまでには至っていない。こうした影響もあり、DTS上海の日本向けオフショア開発は、「今期は前年度比でほぼ横ばいか微増」と堅く見積もっている。その分、中国での旺盛なIT投資を取り込み、DTS上海の売り上げ全体では、前年度比2割余りの成長を目指す。(安藤章司)
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