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2011/05/19 15:22

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ディサークル、「Notes」リプレースやSaaSなどの強化策、パートナーズコンファレンスで (1/2)

 ディサークル(西岡毅社長)は、5月18日、都内のホテルで「第22回ディサークルパートナーズコンファレンス」を開き、主力製品のグループウェア・ワークフロー製品「POWER EGG 2.0」の販売施策、10月にリリース予定の最新バージョン「Ver2.3」の紹介に加え、ユーザーからの導入事例発表を行った。

リプレース推進で年商300億円以上のユーザーでの導入が進む

 冒頭、西岡社長が昨年度の実績を報告し、今年度の拡販方針を語った。同社は昨年度から「(IBM Lotus) Notesリプレース」を積極化している。西岡社長は「パートナーのなかでも具体的な展開が始まり、実績が上がってきた」と話す。例えば、約3000ライセンスという「Notes」の大手ユーザーである北國銀行が「POWER EGG 2.0」への入れ替えが実現。年商300億円以上のNotesユーザーを中心に、リプレースが進んだという。IFRS(国際会計基準)に対応した案件でも、「実績が上がっている」という。

 西岡社長は、東日本大震災で被災した顧客からの受注例を紹介。これは岩手県大船渡市や大槌町などに展開する中堅スーパーマーケットで、一部店舗が津波の影響で店舗が倒壊するなどの影響が出ていた会社。震災後に「至急導入したい」と連絡があり、アウトソーシング型での導入が決定したという。西岡社長は「われわれも勇気づけられる」と感激の面持ちだった。

 具体的な販売施策としては、「Notes移行ソリューション」を開発し、引き続き「Notes」のリプレースを狙うほか、国産のサイボウズなど、大手メーカーのユーザーの獲得も目指す。中堅上位(年商100~1000億円)に対しては、ディサークルの直販と販売パートナーによる販売を強化するほか、中堅下位(同30~100億円)の企業に対しては、SaaS型モデル「POWER EGG for SaaS」の提供を拡大する。このサービスでは、今年11月に販売パートナー側のデータセンターなどで運営する「ライセンス仕切り販売モデル」を提供する。また「サービス提供モデル」として、今年7月上旬にはディサークルのデータセンターにあるサービスを販売パートナーがリセールする「POWER EGG クラウド」の提供を開始する計画だ。

 製品施策としては、スマートフォン/タブレット端末(iPhone/iPad)で利用できる機能オプションを提供するほか、クラウドとオンプレミスを連携するAPIを提供したり、社内メールの振り分けや部門カレンダー、組織情報バッチ取り込みなど、ユーザー会で要望のあった項目の機能強化を行うという。

 続いて、パートナー営業部の内田晃司課長が販売施策を語った。具体的には、中堅上位企業向けに「Notes」から移行を検討する企業に提案する「Notes移行ソリューション」を提供するほか、IFRSを見据えた経理業務を効率化する「経費精算ソリューション」や、初期費用を抑えたい中堅下位向けのSaaS型モデルを出す方針だ。このモデルは、提供プランに応じて三つの形態を用意する。また、「Notes」からの移行に関して、多言語対応や個別に開発したデータベースなどに対応した「移行商談推進」策を打ち出した。内田課長は「これによって、『Notes』からほぼすべてのデータ、機能、運用を移行できる」と強調した。 

パートナー営業部の内田晃司課長

 製品施策に関しては、松下憲三取締役技術部長が「POWER EGG 2.0 Ver2.3」の機能強化ポイントを発表した。「Notes」を中心としたリプレースに適した機能やSaaS推進の機能、旧バージョンからの移行を迅速に行うために強化を図ったという。松下取締役は「他社移行に限らず、クラウドとオンプレミス環境の連携ニーズが高く、これに対応したAPIを出すほか、クラウド認証にSAMLを採用した」と語った。多言語対応については、英語、中国語の順でオプションを新たに提供する。 

松下憲三取締役技術部長

 製品面では、このほかスマートフォン/タブレット端末が法人市場で急速に普及しつつあることに対応し、「指での操作に適したインターフェースを提供する」(松下取締役)という。

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