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2012/02/16 09:25

[週刊BCN 2012年02月13日付 Vol.1419 掲載]

ニュース

「BCN ITジュニア賞 2012」を開催 5チーム・4個人が栄冠に輝く

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 ITジュニア育成交流協会(高橋文男理事長)は、ITに取り組む若者たちの育成を目的に、2006年に設立されたNPO法人。国内のさまざまなITコンテストですぐれた成績を収めたチームや個人を「BCN ITジュニア賞」の対象として推薦しており、今年は5チーム・4個人が「BCN ITジュニア賞 2012」を受賞した。


宮城県工業が受賞者代表の挨拶 会場からは惜しみない拍手

 BCNが主催する「BCN ITジュニア賞」は、2006年から数えて7回目を迎えた。表彰式の冒頭では、協賛企業を代表してオービックビジネスコンサルタント(OBC)の和田成史代表取締役社長が受賞者に力強いエールを送った。

 表彰の対象となるのは、全国高校生プログラミングコンテスト(主催:全国情報技術教育研究会)、高校生ものづくりコンテスト全国大会・電子回路組立部門(主催:社団法人全国工業高等学校校長協会)、U-20プログラミング・コンテスト(主催:情報化月間推進会議)、全国高等専門学校プログラミングコンテスト(主催:高等専門学校連合会)で入賞した国内でもトップレベルのプログラミング技術や設計能力をもつ生徒・学生たち。いずれ劣らぬ俊英揃いだ。

 今回は5チーム・4個人が受賞し、17人が壇上で賞状とトロフィー、副賞を受け取った。今年の受賞者は右上に示した通り。表彰式の後、宮城県工業高等学校の高橋翔哉さんが受賞者の代表として挨拶を行った。原稿を持たずに堂々と話す姿に、会場は割れんばかりの拍手に包まれた。続いて、ITジュニア育成交流協会の高橋文男理事長が挨拶し、表彰式は幕を閉じた。

「BCN ITジュニア賞 2012」の受賞者たち。
今回は5チーム、4個人の総勢17人が栄冠に輝いた

宮城県工業高校の高橋翔哉さんが受賞者代表として挨拶。東日本大震災で1か月以上も学校が閉鎖、部活動も休止を余儀なくされたが、同校の情報研究部は高校プロコンで三連覇、高橋さんはU-20プロコンで経済産業大臣賞を受賞するという素晴らしい成績を収めた

指導教員の座談会を実施 優秀な生徒にはすぐれた指導者が

 新たな試みとして、「ITジュニア賞」の表彰式の前に、指導教員による座談会をBCNが企画・開催した。「BCN ITジュニア賞」の受賞者を推薦するにあたり、その作品や制作の過程を取材していくと、「優秀な生徒はすぐれた指導者のもとでこそ育つ」という当然の原則が浮かび上がってくる。決して手取り足取りの指導ではないが、指導教員が生徒や学生の能力を最大限に引き上げており、その積み重ねが各コンテストでの受賞につなる重要な要素となっていることは間違いないと、強く感じた。

 そのことを裏づけるために、受賞校の指導教員に呼びかけて、実施にこぎ着けたのが、この座談会である。ここで注目すべきは、工業高校や高専、専門学校など、学校の枠にとらわれず、情報技術の指導に携わる先生方が一堂に会したことだ。座談会の狙いは、主にIT業界に優秀な生徒を送り出す教員の指導方法に焦点を当てることだったが、それだけでなく、教育現場が抱える課題にも言及していただいた。この試みは、教員の方々にも大きな刺激を与えたようだ。

増えつつある協賛企業 副賞として自社製品を提供

 現在、ITジュニア育成交流協会の協賛企業は、下に掲げる14社(2012年1月現在)で、新たに2社に加わっていただいた。それだけではなく、表彰式に参加した「BCN AWARD」受賞メーカーのなかにも、表彰式を間近で見たことで情報技術を学ぶ若者たちを支援していきたいとする企業が現れた。また、表彰式に続く懇親会では、受賞校と「BCN AWARD」受賞メーカーが、積極的に交流した。こうして「BCN ITジュニア賞」が着実にIT業界に浸透していくことで、産学連携企画や人材交流が始まれば、IT業界にとっても強力な推進力の一つになることだろう。

協賛企業トップの顔ぶれ。(左から)さくらインターネットの田中邦裕社長、オービックビジネスコンサルタントの大原泉・取締役 営業本部広報室室長、トレンドマイクロの大三川彰彦・取締役日本地域担当、アイ・オー・データ機器の加藤光兼・事業戦略部パーソナル製品戦略担当部長、キューアンドエーの金川裕一社長、クオリティの浦聖治社長、BCN社長の奥田喜久男

 また、懇親会ではアイ・オー・データ機器、サンワサプライ、トレンドマイクロから副賞が受賞者全員に授与され、指導教員とともに壇上で記念撮影を行った。

協賛企業からは副賞も贈呈された。
(左から)サンワサプライからはパソコンのマウス、トレンドマイクロからはウィルスバスターなど多数、アイ・オー・データ機器からはボールペン型のUSBメモリが贈られた

 受賞者たちは、賞状やトロフィーのほかに、抱えきれないほどの副賞、パンフレット、そしてIT業界の人たちからの大きな祝福というプレゼントを携えてそれぞれの学舎に帰っていった。

表彰式に先立って、指導教員による座談会が開催された。(左から)国立久留米工業高等専門学校の黒木祥光・制御情報工学科准教授、国立香川高等専門学校高松キャンパスの重田和弘・創造工学専攻・電気情報工学科准教授、国立東京工業高等専門学校の松林勝志・情報工学科教授、BCN社長の奥田喜久男、新潟コンピュータ専門学校の丸山一彦・副校長、愛媛県立松山工業高等学校の山岸貴弘・電子機械科教諭

取材・文/加藤純一(NPO法人 ITジュニア育成交流協会事務局長)

■「BCN ITジュニア賞」とは

 2006年に創設した「BCN ITジュニア賞」は、技術立国日本の次代を担う若い世代にものづくりの情熱を伝え、IT産業に一人でも多くの優秀な人材を招き入れるため、ITに取り組み優秀な若者たちを毎年表彰する式典

ITジュニア育成交流協会の協賛企業(五十音順)
アイ・オー・データ機器/アドビ システムズ/エレコム/オービックビジネスコンサルタント/キューアンドエー/クオリティ/さくらインターネット/サンワサプライ/シー・シー・ダブル/シュナイダーエレクトリック/ジョルダン/セールスフォース・ドットコム/トレンドマイクロ/BCN
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