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2012/07/05 09:24

[週刊BCN 2012年07月02日付 Vol.1438 掲載]

ニュース

デジタルアーツ 暗号化ツールの最新版を発売 パスワード不要の簡単操作

 デジタルアーツ(道具登志夫社長)は、機密情報漏えい対策ソフトの最新版「FinalCode3」を7月2日に発売した。社内のスタッフや取引先、協力会社との間で送受信するデータを暗号化するツールだ。暗号化したデータは、一度パスワードを入力すれば、次回からは入力なしで解除できる仕組みで、「利便性を損なわない」のが特徴だ。前版までは、デジタルアーツの完全子会社であるアイキュエスが開発・販売元だったが、新版では販売元をデジタルアーツに変更した。

デジタルアーツの完全子会社で、「FinalCode3」の開発元であるアイキュエスの光山慶取締役
 「FinalCode3」は、ネットワークを通じて社内・社外の人と送受信するデータを「AES256」という形式を使って暗号化するものだ。データごとに、「閲覧は許可、編集・印刷は禁止」などのかたちで操作制限を設定することができ、ログの収集も可能だ。SaaS形式とサーバーソフトウェアライセンス形式で提供する。価格は、1ライセンス1万5000円から。

 「FinalCode3」は、暗号化したデータを解除する独自の仕組みを特徴にしている。一般的な暗号化ソフト・サービスでは、暗号を解く際に、そのつどパスワードを入力しなければならない。「FinalCode3」はその必要がない。一度パスワードを入力すれば、2回目以降は暗号データをダブルクリックするだけで解除できる。

 送信者は、暗号化するデータと許可する操作項目を選び、送り先のアドレスを入力する。一方、受信者は、まず無料の専用ソフトをインストールして、メールアドレスを入力する。入力したアドレスにパスワードを記載したメールが届くので、そのパスワードを打ち込む。パスワードを入力した時に、「端末内に正規ユーザーであることを証明・認証するためのデータを自動で組み込むので、パスワードが不要」(アイキュエスの光山慶・取締役営業部長)というわけだ。

 アイキュエスは、2010年秋に「FinalCode」の初期版を発売し、主に医療関係の60社・団体に納入した実績がある。「これまでは、機密情報を多く扱う医療関係企業・団体にターゲットを置いていたが、データの暗号化に対する関心が業種を問わずに高まっている」(光山取締役)ので、新版の発売を機に販売活動に力を入れることにした。親会社のデジタルアーツに販売元を変更したのは、営業力強化策の一環である。(木村剛士)

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