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2012/09/05 19:58

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日本マイクロソフト、「Windows Server 2012」の提供を開始、約180の新機能で強化

 日本マイクロソフト(樋口泰行社長)は、サーバー向けOSの新製品「Windows Server 2012」のボリュームライセンス版を9月1日に発売した。バンドルモデルは9月中旬以降に、パッケージ版は9月26日に発売する。

 企業内の小規模なサーバーから、プライベートクラウドやパブリッククラウドなどの大規模クラウド環境まで対応するサーバー向けOS。前バージョンの「Windows Server 2008 R2」に、約180の新機能を実装して強化した。

 最新版のハイパーバイザー「Hyper-V」を搭載。最大で320基の論理プロセッサ、4TBの物理メモリ、仮想マシンごとに最大で1TBのメモリ、64基の仮想プロセッサのサポート、クラスタ環境で最大4000台の仮想マシンを実行できるようになった。

 発表会で、サーバープラットフォームビジネス本部の梅田成二業務執行役員本部長は、「ハイパーバイザーのシェアでは、2012年の第1四半期で『Hyper-V』が『VMware ESX』を上回り、1位になった。『Windows Server 2012』の発売を契機に、シェアの差を一気に広げたい」と話した。

サーバープラットフォームビジネス本部の梅田成二業務執行役員本部長

 ネットワークでは、仮想化によってPaaSの「Windows Azure」と社内のデータベースなどのシステムを接続することができ、ハイブリッドクラウドを実現した。ストレージの仮想化やデータを効率的に活用する重複除去機能も搭載し、例えばマイクロソフト社内部門のファイルサーバーでは、ストレージ使用量を約25%削減したという。

 さらに、サーバーに搭載したGPUを仮想化して高品質なグラフィックスをクライアントに転送する「RemoteFX」を搭載。スマートデバイスを使ったモバイル活用でも、スムーズに描画する。また、BCP(事業継続計画)対策として、「Hyper-V レプリカ」機能を搭載し、遠隔地の「Hyper-V」搭載サーバー上に仮想マシンを複製することができるようになった。

 エディションは、汎用で無制限の仮想化インスタンスを使用できる「Datacenter」、同じく汎用で仮想化インスタンスが二つの「Standard」、クラウド用の「Essentials」、オンプレミス用の「Foundation」の四つを用意した。

 ボリュームライセンスの税別価格は、「Datacenter」が92万5000円、「Standard」が17万円。「Foundation」はOEM提供に限られる。5クライアント アクセス ライセンス(CAL)は、3万2600円。Windows Server 2012 導入支援パートナーの50社を中心に、導入支援を行う。

「Windows Server 2012 導入支援パートナー」の50社

 マーケティング&オペレーションズのマイケル・ビール執行役ゼネラルマネージャーは、「昨年度の約2倍になる最大級の予算を確保した。これを最大限に活用して『Windows Server 2012』を広めていく」と意気込みを語った。(真鍋武)

マーケティング&オペレーションズのマイケル・ビール執行役ゼネラルマネージャー

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