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2012/09/06 15:26

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ネットワールド、仮想ストレージによるDRサイト構築のコスト低減効果を実証

 ネットワールド(森田晶一社長)は、自社の基幹システムが稼働する仮想サーバー環境のDR(ディザスタリカバリ)サイトを大阪の関西支店に新規構築するにあたって、同社が販売する英StorMagic社の仮想共有ストレージソフトウェア「StorMagic SvSAN」を利用し、共有ストレージとして外部ストレージを使う従来の方法と比較して、導入コスト、導入期間、運用コストなどの低減効果を実証した。

 ネットワールドは、東日本大震災を機に、本社基幹システムが被害を受けても業務継続が可能な環境の構築に着手。DRサイトの設置場所は大阪の関西支店内に構築することがすぐに決定したが、本社基幹システムと同規模のシステムをDRサイトに構築すると、サーバーやストレージなどハードウェアの台数や費用、構築にかかる工数が大きくなってしまうことから、「StorMagic SvSAN」を採用することに決定した。

 「StorMagic SvSAN」は、「VMware vSphere」サーバー上の内蔵ディスク領域を、iSCSIの共有ストレージ領域として利用できるバーチャルアプライアンス製品。高価な外付けのSAN/NASストレージを導入することなく、安価に共有データストアを構築することができる。最新版の「StorMagic SvSAN 4.5」は、仮想ストレージ領域を監視するためのVMware vCenter Serverも、物理サーバー上でなく仮想サーバー上に構築でき、VMware vSphere用のサーバー2台だけでVMware環境の完全冗長化を実現した。

 ネットワールドの東京本社は、受発注システムや見積支援システムなどを5台の物理サーバーとストレージで構成。28の仮想サーバーが稼働して、東京本社、関西支店、中部支店、九州支店の約340人が利用している。関西支店の新しいDRサイトでは、2台の物理サーバーだけの冗長化システムで、12の仮想サーバーが稼働し、毎日数TBのデータをバックアップしている。

 構築したDRサイトでは、従来の方式に比べて、ラック占有面積は約3分の1、消費電力は約2分の1と、ともに大幅な削減を実現。関西支店には情報システム室の役割を担う要員がいないが、DRサイトは東京本社からコントロールしている。立ち上げには情報システム室の担当者1人があたり、所要日数は、本社でのサーバー設定に3日、関西支店での設置とテストに1日と、短期間で完了した。

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