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2012/11/06 12:07

ニュース

富士ゼロックス、複合機と連携した機械翻訳クラウドサービスを発表

 富士ゼロックス(山本忠人社長)は、11月5日、複合機やパソコンのウェブブラウザからインターネットを通じて利用できるクラウド型の機械翻訳サービス「スキャン翻訳サービス」の提供を開始した。

 「外国語の文書の概要を把握して、重要度や緊急度をすぐに判断したい」「母国語が異なる人同士のコミュニケーションを円滑にしたい」という場面を想定し、翻訳業務の効率化を支援するサービス。翻訳する原稿を複合機のスキャナにセットし、操作パネルから翻訳したい言語を選んでスタートボタンを押すと、A4判用紙1枚あたり約1分で翻訳文書を複合機のトレイにプリントアウトする。パソコンのブラウザから、電子文書(DocuWorks形式、PDF形式)をサーバーにアップロードして翻訳することもできる。

 原稿のレイアウトにある写真や図などの位置は変えずに、文字部分のみを翻訳する。翻訳形式も、原文を訳文でそっくり置き換える「置き換え翻訳」に加えて、原文にルビ風に訳文を併記する「ルビ風翻訳」や、単語だけに訳文をルビ風に併記する「単語訳」などを選択できる。

 日本語と英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語の四つの言語に双方向で翻訳できる。英語では、政治・経済、芸術、医学など、九つの分野の専門辞書を用意する。ユーザーが独自に単語を登録するユーザー辞書は、最大800個(1辞書につき2万語)の登録に対応する。ソリューション・サービス開発本部の早田宏ソリューションプロジェクトマネジメント部長は、「専門辞書とユーザー辞書は、『スキャン翻訳サービス』の重要な特徴。クラウドサービスなので、辞書は常に最新の内容に更新され、契約したユーザー同士では登録した単語を共有できる」とする。

 富士ゼロックスでは、複合機で大量の外国語文書をスキャンして機械翻訳した後、人が選別と翻訳の作業をする活用シーンを想定している。すべて人による翻訳作業だと約1か月かかっていた手間と時間を、サービスと人による作業を組み合わせることで、3日以内に抑えることができるという。

 価格は、10ユーザー月額1万円(同時翻訳処理数1件)から。2015年度までに1万6000ユーザーの獲得を目指している。(信澤健太)

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