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2012/11/28 16:50

ニュース

NECと東洋熱工業など4社、「高効率省エネ型データセンタモジュール」を開発

 NEC(遠藤信博社長)と東洋熱工業(太田勝志社長)、NECフィールディング(伊藤行雄社長)、NSK(齋藤夫美雄社長)の4社は、IT機器が排熱する高温の空気とサーバー室内に取り入れる空気との温度差を利用した「高効率省エネ型データセンタモジュール」を開発した。

 「高効率省エネ型データセンタモジュール」は、科学技術振興機構の戦略的創造研究推進事業「CREST」の採択テーマ「ULPユビキタスセンサのITシステム電力 最適化制御への応用」のシステム実験グループとして取り組んだ共同研究の成果。

 ICT機器製造(NEC)と空調エンジニアリング(東洋熱工業)、コンテナ型データセンター(DC)の製造販売(NECフィールディング、NSK)を各社が分担。サーバーの動作情報やサーバールームの空気の流れ、温度分布の変動メカニズムを明らかにすることで、IT機器側と空調側の特性や要求を融合した「データセンタモジュール」の開発が可能になった。

 「データセンタモジュール」は、通常のコンテナ型DCで利用する輸送用コンテナを組み合わせて利用できるサイズ。モジュール内には、ラックの吸気モジュール側下部に外気を取り入れる外気流入口と、外気流入口と反対側のモジュール側上部にラックからの排気の流出口を設けた。

 流入口から取り入れた外気とサーバーの排熱を駆動力として利用し、モジュール内での煙突効果を高めるよう排熱促進機構を設置。換気用のファンを利用しない自然換気システムを構成し、サーバールーム内の冷却・排熱を行う。奥行きが6.0mのモジュールでは、1ラックあたり8kWまでのラックを6ラック設置することができる。

 「データセンタモジュール」を利用することで、従来のDCの運用形態に対し、年間で約60%の空調エネルギー削減(DC全体では20~30%のエネルギー削減)が可能で、DCの省エネが期待できるという。

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