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2013/08/29 09:31

[週刊BCN 2013年08月26日付 Vol.1494 掲載]

ニュース

三菱電機 中小向けデジタルサイネージ 「M-Signage」で端末を一括管理

 三菱電機(山西健一郎社長)は、デジタルサイネージ配信システム「M-Signage」と対応サイネージプレーヤー「DP-01VS-S」を2013年6月に発売し、中小企業にネットワークを活用した端末の一括管理を広めようとしている。ネットワークの複雑な端末管理を容易に行えることを売りにして、新規顧客を開拓する。

モニター事業
センター業務課
船越裕道氏
 「M-Signage」は、サイネージプレーヤー「DP-01VS-S」の配信基本ソフトによって、パブリックディスプレイの「VISEO PRO」「VISEO LITE」や液晶テレビを活用した「カンタンサイネージDSMシリーズ」など、同社が提供するデジタルサイネージ向け端末をネットワーク内で一括して管理するシステム。コンテンツの作成からスケジュール管理・配信まで対応し、例えば小売業では売り場やフロアなど、設定したグループごとに複数の端末に対して一括して配信できる。また、タイムセールや緊急時の情報などの割り込み配信もできるようになっている。

 これまでネットワークによるデジタルサイネージの端末管理は煩雑といわれており、中小企業では運用が難しかった。モニター事業センター業務課専任の船越裕道氏は、「配信基本ソフトによって簡単に管理することができる」とアピールする。コンテンツ配信に関しても、HTMLやSMILなど異なった配信方式を配信基本ソフトによって一括で管理できるようにしたので、「ユーザー企業は、複雑な設定を行うことなくコンテンツを配信することができる。パソコンが操作できれば、使いこなせるように仕上げた」と自信をみせる。

 同社は、中小企業向けに「カンタンサイネージDSMシリーズ」を提供。作成した動画・静止画データをSDメモリカードに入れて、カードスロットに差し込むだけでコンテンツを自動的に表示する簡便性を武器に、これまで2万台弱を販売してきた。

 この「カンタンサイネージDSMシリーズ」のユーザー企業から、一台の端末に自動でコンテンツを配信するだけでなく、複数の端末を管理しながら一斉にコンテンツを配信したいという要望が増えてきた。こういった流れから中小企業にネットワークで管理するデジタルサイネージのニーズが高まったと判断し、「M-Signage」の製品化に踏み切った。(佐相彰彦)

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