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2013/10/22 17:29

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東大生研と日立、研究成果を基にしたDB製品が「TPC-H」の100TBクラスに初登録

 東京大学生産技術研究所(東大生研、中埜良昭所長)と日立製作所(日立、中西宏明社長)は、10月21日、共同で実施している超高速データベース(DB)エンジンの研究開発の成果をもとにした日立製DB製品が、DBシステムの検索処理性能に関する業界標準ベンチマーク(性能測定基準)「TPC-H」の最大のDB規模である100TBクラスですぐれた性能を達成し、同クラスで公表されている性能測定結果リストに世界で初めて登録されたと発表した。

 東大生研と日立は、内閣府最先端研究開発支援プログラム「超巨大データベース(DB)時代に向けた超高速DBエンジンの開発と、このエンジンを核とする戦略的社会サービスの実証・評価」で、「非順序型実行原理」にもとづく超高速DBエンジンの研究開発を進めてきた。2011年6月に、一般的なHDD構成のストレージ環境で、従来型DBエンジンの約100倍のデータ検索処理性能を確認したことを発表し、日立は12年6月にDBエンジンを製品化している。その後、フラッシュメモリをストレージデバイスとして活用したストレージ環境(フラッシュストレージ環境)で性能検証を行い、今年8月に、従来型のDBエンジン比で約100倍のデータ検索処理性能を達成した。さらに、100TBを超える大規模なDB環境への適用に向けて、東大生研の大規模な実験環境を利用した実験を進めてきた。

 今回、これまで進めてきた実験の結果を踏まえ、東大生研と日立による研究開発成果をもとにした日立製DB製品の大規模なDB環境での有効性を、公的な基準の下で確認するため、DBシステムの検索処理性能に関する業界標準のベンチマークである「TPC-H」の最大DB規模である100TBのクラスで、日立が性能の検証を行った。

 この結果、このDB製品が8万2678.0QphH@100TBというすぐれた性能を達成したことを確認し、公表されている性能測定結果リストに登録された。「TPC-H」では、従来は30TBまでのクラスにだけ各種のDB製品が登録されており、100TBのクラスは未到達の領域。日立製DB製品の登録は、100TBのクラスでの世界で初めての登録となる。また、100TBという大規模なDBの検索処理で、日本発の超高速DBエンジンがすぐれた性能を発揮できることが、国際的な基準の下、公的に証明されたことを示すものとなる。

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