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2013/12/19 09:18

[週刊BCN 2013年12月16日付 Vol.1510 掲載]

ニュース

Zabbix Japan ユーザーにOSS開発へのフィードバックを求める アプライアンス製品の利点もPR

 Zabbix Japan(寺島広大代表)は、11月22日、都内で「ZabbixカンファレンスJapan 2013」を開いた。同社は、エンタープライズ向けのオープンソース統合監視ソフトウェア「Zabbix」を開発・展開するラトビア・Zabbixの日本支社で、Zabbix初の海外支社。例年、Zabbixは、グローバルでユーザー、エキスパートが最新の技術情報や導入事例などを共有するための年次イベントを開いていたが、日本支社設立を機に、今年初めて日本でもカンファレンスを開催した。

寺島広大
Zabbix Japan代表
 寺島代表は、「日本市場におけるZabbixの現状と今後の取組み」について講演。同氏は、日本のZabbixコミュニティの創設者であり、Zabbix Japanの発足前に、ラトビアのZabbix本社でテクニカルサポートエンジニアとして勤務した経験をもつ。同氏がZabbix本社に勤務するようになったことで日本語でのサポートが可能になり、日本のユーザーが急拡大し、日本支社発足に至ったという経緯がある。

 すでに22社の国内ITベンダーがパートナーに名を連ねているが、寺島代表は、「OSSであるZabbixは基本的にすべての機能を無料で使ってもらえる。だからこそ、開発サイクルはユーザーやパートナーからのフィードバックがあってこそ成り立つ。日本のユーザーは外になかなか情報を出してくれない傾向があるが、どんなかたちでもいいので、フィードバックをたくさんしてほしい。日本とラトビアを結んで、ソフトウェアの向上に貢献していきたい」と、参加者に訴えた。

 カンファレンスではこのほか、パートナーの関連ソリューションや導入事例を紹介。Zabbix Japanは、ぷらっとホーム(鈴木友康社長)製のハードウェアを採用したアプライアンス「Zabbix Enterprise Appliance」も展開しているが、ぷらっとホームの担当者が、このアプライアンス製品のメリットを解説。「企業システムやネットワークに監視システムは必要不可欠だが、導入時にハードウェアやOSの選定、各種ソフトウェアのインストール、設定作業などが必要で、手間がかかる。こうした課題を解決するのがアプライアンス」と説明した。また、これらのメリットによって、「中小規模の企業でも監視システムを導入しやすくなる」とも述べた。(本多和幸)


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