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2014/01/30 09:21

[週刊BCN 2014年01月27日付 Vol.1515 掲載]

ニュース

デジタルアーツ ファイル暗号化・追跡ソリューションを強化 安心・安全なファイル共有を支援

 デジタルアーツ(道具登志夫社長)は、2013年12月16日、ファイル暗号化・追跡ソリューション「FinalCode(ファイナルコード)」の最新版「Ver.4」の提供を開始した。

本澤直高 担当部長
 「FinalCode」は、鍵暗号方式のRSA/AES256に準拠した暗号化技術を利用して、ファイルをパスワードレスで暗号化できるソリューションだ。2010年6月に提供を開始して以降、約350社が導入している。ファイルを暗号化する際には、閲覧権限をファイル単位で設定することができる。最大の特徴は、社外に送信したファイルであっても、権限変更や消去ができることだ。エンタープライズ・マーケティング部の本澤直高担当部長は、「情報漏えいの原因の多くは、誤操作などのヒューマンエラーによるもので、システムのセキュリティをいくら強化しても完全に防ぐことはできない。その点、『FinalCode』は、仮にファイルが流出してしまった後でも消去でき、より安心・安全なファイル共有を支援する」と説明する。

 「Ver.4」では、デジタルアーツが動作検証したアプリケーションだけに限って、暗号化ファイルを閲覧できるようにした。「従来のファイル暗号化・追跡ソリューションは、暗号化したファイルであっても、ベンダーが検証していないアプリケーションで閲覧する際には、設定が反映されないケースがあった」(本澤担当部長)からだ。また、情報漏えいにつながる抜け道をブロックするため、暗号化ファイルの開封と同時に、画面キャプチャなどのアプリケーションの起動を防止する機能を搭載。さらに、暗号化したファイルを印刷した際に強制的に透かしを入れる機能や、ECM(Enterprise Contents Management)ソリューションや文書管理システム、ファイル転送システムなどと連携するためのAPIを提供するなどの強化を図った。UI(ユーザーインターフェース)は新たに英語に対応し、今年1月には英語によるグローバルサポートサービスを開始している。

 初期費用を抑えて導入したい企業向けのサーバー構築が不要なクラウド版「FinalCode ASP」と、大規模運用向けのオンプレミス版「FinalCode Enterprise」を用意。本澤担当部長は、「ライセンス料は、暗号化ファイルを作成する管理者だけで、閲覧者は不要なので、従来のファイル暗号化・追跡ソリューションと比べてコストを低減できる」とアピールする。デジタルアーツは、メインターゲットを国内外の製造業や大学などの教育機関と定めて、直販のほか、ECMソリューションや校務システムを扱うSIer経由で販売していく。(真鍋武)


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